平成24年度 特別支援教育研究会【第3回】

特別支援教育研究会(第3回)

内容: 「  」
講師: 立命館大学 朝野浩先生
日時: 平成24年 月 日(水)
場所:   
参加人数:  
報告者: 京都三ノ宮幼稚園  久保山 佐知子

【講演まとめ】

◎第2回コミュニケーション・ペーパーから

  • 発達検査についての質問に対して発達検査の実際の場面を見ることは不可能です。なぜなら、障がいがあったり発達が未分化な子ども達を検査する場合、集団的な検査は出来ず、個別検査しか出来ないからです。また、プライバシーにもかかわり、公開することも不可能となります。
  • 発達検査の結果の数字だけをうのみにせず、プロフィールを見せてもらうのが良いとされます。また、検査をどう利用するか、努力しているところを目標値(学習の課題)にして、指導していくことが教育現場では大事になってきます。

◎障がいのある子と周りの子との関係について

  • 特別支援教育をやる手だては他の子ども達にも有効な手段であるので、こだわらず利用して下さい。
  • 小道モコ「あたし研究」より
      自閉症スペクトラムの私にとって学校はまるでジャングルだった。突然大きな音が耳に入り、自分に関係なくても敏感に反応してしまう。予測不可能なことで混乱や不安から逃避や危険な行動に出てしまったそうです。

  • 予測が可能になれば混乱や不安が軽減されます。そういう環境を作っていくことが教育の手がかりとなっていきます。また、発達の未分化な子どもの困りにあわせた適切な支援が必要であり、子どもの発達の道筋を想像しながら、子どもと一緒に育って下さい。

◎LD・ADHD・高機能自閉症・アスペルガー症候群等の発達障害の理解

  • 子どもの「困り」の気づきから適切な支援へ
    支援が必要な子を特別扱いするのではなく、個に応じた支援をすれば、その子にもあった手だてが見つかります。

  • LD等支援が必要な子どもへの教育の視点
     子どものつまずきや困りに気付く為にしっかりと観察し、それに合った集団生活作りを進めて下さい。また、保護者と一緒に考えることもとても大事です。子育ては家庭と幼稚園とが車の両輪になり、同じ歩調であることが最適です。

  • ADHD児の理解のために
    学習障害(LD)の理解のために
    (それぞれの特徴と対応の仕方を資料に添って解説していただく。)

◎さいごに

  • 担任がその子をどう見ているか。子ども達は教師の見方に敏感です。
  • さりげない子ども同士の支援をほめる。しかし、当たり前のように周囲の子ども達に負担を持たせてはいけません。

「最後の砦は先生です。」

【資料】支援の必要な子どもに対する指導の手立てや支援のあり方

発達障害・支援の必要な子どもに対する指導の手立てや支援のあり方


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発達障害・支援の必要な子どもに対する指導の手立てや支援のあり方…….[PDF ファイル 15.4MBKB(2012_03.pdf)]