巻頭言

第26回 全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会に参加しました。

(社)京都府私立幼稚園連盟
副理事長 長 澤 宗 一

 平成23年12月1日,京私幼PTA連合会の筑摩寿会長をはじめ役員の皆様10名と,連盟三役・監事・理事・役員9名の計19名で,東京アルカディア市ヶ谷にて行われた第26回全日本私立幼稚園PTA連合会全国大会に参加しました。今年の大会テーマは,「次代を担う子どものために~家族の絆に心ゆたかな子~ 」です。第1部では,河村建夫 全日本私立幼稚園PTA連合会会長のあいさつのあと,教育の原点である家庭の重要性と,幼稚園教育の重要性,さらに安全な社会を目指すことをアピールした宣言が,保護者代表によって読み上げられました。また第2部の記念講演では,イクメン俳優 照英氏による,「笑顔があふれる家庭の中で,子どもの伸びる力が育っていく」と題しての講演が、香川敬 全日私会長との対談形式で行われました。締めくくりの「家族・子どもがいるからこそ自分がある。愛情を持って本気で生きていくこと。自分に自信を持って楽しい人生を送ること。素敵な日本を。」という熱いメッセージが印象的な大会となりました。
大会の前に訪れた衆参国会議員会館では,伊吹文明先生と,西田昌司先生に直接お会いすることができ,子育て新システムに対して,幼稚園や保育園が強制的に一つの類型にまとめられるべきではなく、多様なニーズに対応できる多様な施設が存在できる仕組みをつくるべきこと,「幼稚園」の名称を存続させてほしいこと,私学助成(機関補助)を存続させてほしいこと,現場が混乱しない仕組みにすることなどの意見を柱とした要望書をお渡ししました。
 大会終了後には,京都府東京事務所を訪問しました。山内一所長様はじめ事務所の皆様の暖かいお出迎えを受け,全国知事会長である山田啓二京都府知事と手を携えていくことの確認と,私立幼稚園へのエールを頂きました。