活動報告

平成26年度 研究総会

 困難を乗り越えると美しい希望の大輪が咲くと言われています。
昨年の研究総会は、早朝に淡路島で震度6弱の衝撃のニュースが流れる中で総会が行われましたが、次世代にロマンと夢を描いて70周年記念事業が成功裏に終えられました。これは「美しい希望の大輪」です。

 新たな80周年に向けて出発の年でもあります。26年度も、年度初めの研究総会がキャンパス一面に美しく咲き誇る桜の花に迎えられ、大谷大学講堂にて108ヶ園、624名の参加者により行われました。

 初めに、「私たちは、毎日、瞳がキラキラ輝く笑顔いっぱいの子どもたちに囲まれている、この幸せ、この責任感は何ものにも代えられません。この4年間連盟の運営方針として『子どもがまんなか』と云う考え方で、子どもが大人になって幸せになるのではなくて今を生きている、今こそ豊かな環境、子どもらしく生きることこそが、私たちが保障しなければならないことです。全てのことがらを『子どもの視線で物事を発想し、発信していく』ことが大切です。今一度、この研究総会でこのことを確認したいと思います。」との藤本理事長の幼児教育に対する熱い思いと方針を聞きました。

 次に、来賓・各地区研究担当者・連盟役員・研究担当理事の紹介に引き続き長澤宗一研究担当副理事長から平成26年度研究方針が語られました。

 講演は鳴門教育大学附属幼稚園々長 佐々木 晃先生の講演で、多くの研究論文発表と豊富な現場経験から、今回は集団教育のダイナミックな共同性とその中での心揺さぶられる「学び」体験は幼稚園教育の醍醐味であり、今回は協同的な学びを促す保育のアイデアと実践のポイントについて語られました。参加者一同、現場経験豊富な先生のお話に過ぎる時間も忘れてしまいました。

(文責 担当理事 福田義明)

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