活動報告

『令和3年度 第2回京都府私立幼稚園新規採用教員研修会』

 令和3年5月14日(金)に、第2回京都府私立幼稚園新規採用教員研修会(新採研)が開催されました。前回と同じく動画配信(リアルタイム)となりましたが、さすが2回目、受講生たちも接続から小グループに分かれてのグループディスカッションでの発言まで、慣れと余裕を感じるようになりました。

 さて、第2回目の研修テーマは、『テープで広がる子どものあそび、お絵かき』、東京造形大学人間形成科目 教授石賀直之先生に講師をして頂きました。私の“Zoomでのオンライン研修ですが、明日保育に使える実践的な研修会を欲しい”という無茶なお願いを快く引き受けて下さり、実際に様々なテープを用いて遊びの実演を交えつつ、言葉かけや子どもの様子の見取り方等、非常に具体的でわかりやすい講義を楽しく構成して下さいました。自身の講義だけでなく、ハンドパン奏者も交えての遊びの実践、空間構成は受講生のみならず、現場にいる我々も存分に楽しませてもらいました。

 また、受講生も実際に画面の向こう側で行われている実践をしっかり手元で再現し、後のグループディスカッションのパートでは多様な意見を発言する様子が見られました。運営委員の先生方の協力のもと、一方的な配信では出来ない意見交換や実技内容の共有をしている様子を見て、“自分で発信する機会がある”ことと、“研修に参加している”ということの重要性を再認識することにもなりました。

 次回新採研は6月、次の実践は『歌唱指導』です。担当理事の私もどのような研修になるのか予想がつきません。より良い研修となるよう尽力しますので、楽しみに、お待ちください。

新採研担当理事  田中 康雄