活動報告

令和3年度 第6回京都府幼稚園連盟 ミドル研修会

令和3年11月16日(火)、第6回ミドル研修会が開催されました。

今回も対面研修でグループディスカッションを二部屋に別れ、行いました。
欠席は2名でした。
鳴門教育大学特別支援学校 実践教授 佐々木 晃先生をお迎えして、
「楽しく栄えあるつとめ、ミドル保育者は園活性化のキーパーソン」というテーマで講演頂きました。
自園の教諭の保育指導の仕方に触れながら、ミドル保育者に求められる保育の専門性、ミドル保育者の求められる同僚性についてお話しいただきました。
幼児教育の指導は子供たちを手助けをし、また言葉をかけ、認めたり、励ましたりして、子供の声を聞き、対話することが大切であることを改めて感じました。

また、保育者のリーダーシップは方向付けをする(園長)・他者を力づける(悩みを聞き、勇気づける先生)・協働的(チーム文化の醸成・保護者との協働をする副園長や主任)・教育(学びを促す先生)と四つの分散型リーダーシップをとることは子供たちの学び・社会性の発達などにポジティブな影響を与えることを学びました。

最後にポジティブルールについてのお話がありました。
 「~してはいけません。」 「~しないと、~できません。」などネガティブだと人の顔色見る人間に育ち、「~しましょう。」「~したら、~できます。」とポジティブになると、どうしたらほめられるかを考えるようになります。
子どもに限らず、保育者同士もポジティブルールでお互いが成長していきたいと思いました。
佐々木先生の楽しく、学びの多い120分の講演でした。

今年度は最終(6回講習)になりましたので、修了書授与をし、閉会しました。
来年度ミドル研も実りの多い講習になるようにしたいと思っております。

ミドル研担当理事 尾野 直子