活動報告

第38回 口丹地区園児大会

 第38回口丹地区私立幼稚園園児大会が5月27日(水)に亀岡市民体育館で行われました。山田啓二知事様をはじめ多数の主催者の方々、連盟からも藤本理事長をはじめ多数の先生方がお越し下さいました。ご来賓には亀岡市長をはじめ府議会の先生、教育長の先生方がお越し下さいました。

 各園の5歳児282名が「いぬ」「りす」「ぱんだ」「うさぎ」の各グループに分かれ交流を深めました。

 はじめに「手のひらを太陽に」をみんなで大合唱。フォークダンス「勇気100%」では、山田知事様をはじめ、ご来賓の方々、藤本理事長並びに連盟の先生方にご参加していただき、まゆまろちゃんや動物たちと楽しく踊り園児たちも笑顔いっぱいでした。

 団体競技の「追いかけ玉入れ」にも山田知事様をはじめ、多数のご来賓、連盟の先生方にご参加いただき大いに盛り上げていただきました。園児たちは元気に走り回り、楽しそうな歓声が上がっていました。

 ふれあい遊び「みんなとあそぼう」の軽快なリズムにのり、他園のお友だちと楽しく遊びました。バッチ交換の時には園名と自分の名前を言って握手をして交換し、笑顔で仲良く手を繋ぐ姿もありました。最後にオペレッタ「おおかみと7匹の子やぎ」を見て、とても楽しい園児大会が終了しました。
園児の交流だけでなく、約300人の保護者の方も参観いただき、無事に園児大会を終えることができました。

 最後になりましたが、文教課の皆様、藤本理事長をはじめ連盟の先生方のご支援により大会を盛大に開催することが出来ました。心よりお礼申し上げます。

口丹地区園児大会当番園
ひかり幼稚園 福嶋治子

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第47回 両丹地区園児大会

 華やかな松嶋康晴会長の開会宣言により、第47回両丹地区園児大会が去る5月20日に舞鶴文化公園体育館を会場として両丹地区(舞鶴市・福知山市・宮津市)の私立幼稚園の5歳児536人と教職員128人そして保護者併せて約1,200人が参加して盛大に行われました。

第1部開会式では山田啓二京都府知事様より「一日なかよく遊んで友だちをたくさんつくってください。」また、来賓を代表して多々見良三舞鶴市長より「いい思い出をつくってください。」とのご挨拶をいただきました。山田知事様より園児に花の種と人権の塗り絵をいただきました。お返しとして代表して倉梯幼稚園の園児より知事の素敵な似顔絵が描かれた手作りの大きなメダルをプレゼントしました。

第2部では山田知事様や多々見市長様らご来賓の皆様に「元気玉をゲットするかけっこ」に登場していただき園児にタッチをして元気を与えていただきました。今回は「ともだちみつけてみようかい~てとてをつないで」をテーマにして「元気玉」を集めながらおともだちをつくる構成になっていて、「ともだちいいね」の歌をうたい、「なんか妖怪?」の体操をして、「かけっこ」で元気をもらい、「カラフル玉集めバルーン」で元気玉を集め、「ドタバタでともだち」のフォークダンスを踊り、みんながつくったペンダントを交換するという内容でした。
子どもたちの元気な歌ではじまり、「また会う日まで」の歌で締めくくった思い出深い楽しい一日でした。

 開会中はスムーズに進行することができ、大きな事故もなく、大会を終える事が出来ました。京都府文教課や公益社団法人京都府私立幼稚園連盟皆様には多大なご尽力いただいき、心よりお礼申し上げます。また、ご協力をいただいた各園の園長先生や研究部委員の先生方をはじめとした両丹地区の教職員の先生方、「まゆまろ」本当にありがとうございました。

(担当理事 岩江吾郎)

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第54回中央園児大会

 第54回目を数える今回の中央園児大会は、去る5月13日に京都府立植物園を会場として
行われました。前日は季節はずれの台風による雨で、準備に少し水を注されましたが、当日は
台風一過の快晴の下、準備万端のなかで山田啓二京都府知事様のご臨席を賜り、園児・保護者・教職員総勢4,000名のご参加をいただき、盛大に開催されました。

 大会のテーマを、『こどもがまんなか』~笑顔で心をつなげよう!~と題し、開会とともに、子どもたちにはオリエンテーリングやフィールドビンゴを楽しんでいただきました。そして
パンダ、ウサギも登場し、コーナー遊びとして「スマイルオセロ」「動物パズル」「にこにこ
アスレチック」「スマイルアート」などがおこなわれました。今回は大海原を航海する船をイメージとして、大型のエアーの帆船をメインのシンボルといたしました。帆船は『スマイル号』と称し、子どもたちも乗船することができるということで、長蛇の列ができるほどの大人気でした。

 アスレチックやスマイルオセロでは、山田知事様も積極的に子どもたちの輪の中に入っていただき、子どもたちも大喜びでした。沢山の園児さんが並んで順番を待たなければならないほど盛況ぶりで、特に「オセロリレー」が一番人気だったようです。

 楽しい時間を過ごした後、いよいよ山田知事様を中心としたセレモニーの始まりです。運営
委員の先生によるバンド演奏に始まり、楽しい雰囲気の中、式典が始まりました。その中で子どもたちの未来への思いや希望を乗せた帆船『スマイル号』をお渡ししました。『スマイル号』には各園の園児の皆さんに作っていただいたお花が満載です。大変気に入っていただいたようで、知事室に飾っていただけるとの事です。きっと、それぞれの子どもたちの夢を叶えていただけることでしょう。また、セレモニーではまゆまろも登場しおおいに盛り上げていただきました。   続いてのアトラクションでは、知事様には船長に扮していただき、連盟理事長・副理事長先生とともに『スマイル号』に乗り組んでいただきました。子どもたちには各園でそれぞれ作っていただいた双眼鏡を手にしてもらい、遠くからでも『スマイル号』の様子を見渡せたことでしょう。
最後には会場の園児の皆さん、保護者の方が一体となって「スマイル」の曲とともに歌い、踊りながら、おおいに盛り上がり楽しんでいただくことができました。まさに文字通り、子どもたちの笑顔あふれる園児大会となり、しめくくることができました。

 開会中はスムーズに進行することができ、大きな事故もなく、大会を終える事が出来ました。京都府文教課・植物園の皆様、連盟・協会役員の皆様、運営委員・実行委員の先生方には多大なご尽力いただいき、心よりお礼申し上げます。また、ご協力をいただいた各園の先生方も本当に、
ありがとうございました。

 (園児大会担当理事 浅井健史 岩江吾郎)

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第1回新規採用教員研修会

平成27年4月2日、京都府立総合社会福祉会館ハートピア京都において第1回新規採用教員研修会が行われました。今年度は登録者166名、第1回の出席者162 名でした。

 今年度の研修のテーマは、「子どもと共に育つ 子どもと共に成長していくわたし・・・~かかわりの中で育つ~」を掲げさせていただきました。はじめに寺西幼稚園 寺西佐世先生による歌唱指導を受け、中越豊文教課長、藤本明弘理事長の主催者挨拶により開会式が挙行されました。

 第1 部は文京学院大学の平山許江先生から「子どもとともに 幼稚園教諭の役割」と題し幼稚園教諭の役割、社会人としての自覚やマナーをご講義いただきました。

 第2 部は京都光華女子大学の鍋島惠美先生から「保育者になったわたし!そしてなっていくわたし・・・!?」と題し子どもと接する日々の中で様々な体験を通して、保育の楽しさを感じることのできる心を育むという事についてご講義をいただきました。

 昼食時には、グループに分かれ「私の取扱書」を作成し、それを基にして自己紹介を行いました。「教員体験を語る」の時間では2 名の先輩の先生から自らの体験を通した力強くも温かいエールを送っていただきました。この日を幼稚園教諭の第1歩として歩みだす先生方にとって、これからの人生において自分の振り返りや、保育の原点に戻ったときの意欲や支えになるような研修を26名の運営委員の先生と共に創りあげていきたいと思います。

 各園の設置者・園長先生には温かいご支援、ご理解をよろしくお願い申し上げます。

(担当理事 上野智子 深澤素子)

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中堅教員研修会 ~同僚性の中での保育のスキルアップ~

公益社団法人 京都府私立幼稚園連盟
理事長 藤本明弘

 公益社団法人京都府私立幼稚園連盟は、次年度も子ども達の健やかな成長のために、保育の質を向上させることを何よりも重視することは今さら言うまでもありません。そしてそのためには、様々な研修事業の更なる充実が求められることは疑う余地がありません。研究の京私幼として先達の先生方が切り拓いてくださった様々な研修活動に、加盟園の皆さんは積極的に参加することを通して、自らの保育のレベルアップとスキルアップを図っておられます。日々の保育終了後に自主的に受講する先生方や、自園の先生方を積極的に運営委委員や受講生として研修会に送り出して下さる、設置者・園長先生方に頭が下がる思いでいっぱいです。

 ご案内の通り京私幼では、新規採用研修会を皮切りに、研究総会や幼児教育相談研修会、京研大会、教職員運動大会、全体研修会、京研大会、地区研などさまざまな研修会を実施しています。特に新採研は地区での開催も合わせると、年間で合計10回も開かれており、新任の先生方にとっては非常に手厚い内容となっています。

 その反面、先生方にとって新採研を受講した後の京私幼の研修への参加は、各幼稚園や各自の判断に任せられているのが現状です。しかしながら2年目以降の学びも重要であることは当然であり、そこで次年度は経験年次を重視した研修体制を構築する第一歩にしたいと考えております。将来的な全体像としては1年目、3年目、5年目、7年目、10年目というふうに切れ目のない年次ごとの研修会を目指していきたいと思います。

 年次ごとの研修会の目的は大きくは二つあると考えます。ひとつは保育者としての資質向上を連盟として縦断的にフォローアップすること。もうひとつは、同僚性を重視して日々の保育の中での様々な学びや課題や悩みを同期という中で認め合い、高め合うことです。

 特に同僚性は近年、教育界で非常に注目されており、保育者の専門的な力量を形成するためには、同僚の援助や助言がきわめて大きな役割を果たすことが改めてクローズアップされています。もちろん通常は園内での関係性の中で使われることが多いのですが、新採研という非常に中身の濃い研修をグループ活動を主として受講した点では、同じようなことが言えるはずです。

 新制度が始まる今だからこそ、京私幼のすべての加盟園が質の高い保育を実践していることを社会に発信し、認知されるためのも非常に重要な取り組みになると考えます。最初の試みとなる次年度は、既存の研修会を利用しながら、経験年数ごとの先生方の参加を呼びかけてまいりますので、皆さまのご理解・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

平 成 27 年 度 予 算 案

公益社団法人 京都府私立幼稚園連盟
理事長 藤本明弘

[ 政府関係予算 ]

1 月 27 日 ( 火 ) に全日私幼連の団体長会・理事会が開催され、来年度予算に関して以下の通り行政報告がありました。

 

矢野和彦 私学助成課長

・私学助成に残る園も新制度に移行する園もどちらにも配慮して欲しいとの全日からの要望であったが、結果として両者とも充実したパーフェクトピッチングの結果となった。

・新制度の認定こども園への移行は約 17.6%であり、その時点で 42 億円が削減されるはずが、結果的に 35 億円減にとどまり、実質 7 億円増。

・預かり保育事業 2741 園減のため、本来は 9 億円減のはずが 4 億円減にとどまり、実質 5 億円増。

・私学助成一般補助は園児 15450 人減のため総額 3 億円減のはずが 1 億円減にとどまり、実質 2 億円増。

・上記のように当初はマイナススタートのはずが、結果的に 30 億程度増額となった。

・学校耐震化は来年度で公立はほぼ完了するが、私立幼稚園は 6 ~ 7 割にとどまっており、更なる促進を図る為に、施設への交付税措置が初めて実現できそうな気配。

・学校法人への個人寄付の税額控除要件の緩和が図られた。

 

渕上孝 幼児教育課長

・幼児教育の無償化に向けて、就園奨励費の更なる充実(第II階層、市町村補助拡充)

・26 年度当初予算 339 億→27 年度 402 億に増額(63 億増)この 6 年間で総額が倍増するという画期的な伸びを示す

・世帯年収 270 万円以下の第II階層世帯の負担を月額 9 千円→3 千円に引き下げ(11 万人対象)

・市町村に対する補助の拡充→市町村の超過負担の解消が実現

 

[ 京都府関係予算 ]

少子化対策総合戦略事業費(第三子以降保育料無償化事業)が全国に先駆けて新設され、第三子の保育料の無償化が実現します。京都府としては 8 億円の予算規模で平成 27 年度より実施の方向で府議会も通る見込みです。

・条件は、4月1日時点で 18 歳未満の子どもが3人以上いる世帯で、保育所は年収が約 640 万円まで、幼稚園では約 680万円までの世帯が対象。

・京都府内では第3子以降の約 75%に当たる約7千人が対象。

・山田知事の英断による画期的な本事業を各幼稚園でも積極的に広報し、京都府と連動して少子化対策に寄与することが何よりも肝要です。

第 52 回 かいが展 会期終了

  第 52 回京都府私立幼稚園かいが展は、6日間の会期を盛況のうちに無事終了することが出来ました。これも ひとえに皆様方の格別のご理解とご協力のおかげであると、役員一同、心より感謝いたしております。

会期中には、山田啓二京都府知事様をはじめ、多くのご来賓の皆様にご覧いただくことができました。来場者 総数は 15,300 名あまりと前年と比べ千人超の増加となり、京都府内の私立幼稚園の魅力を存分に社会に発信で きたかと思っております。園児の絵画につきましては、総数 1,100 点余りの力作が集まり、展示スペースのレイ アウトを前回より変更したことで、なかなかの好評をいただきました。また、地区コーナーではそれぞれの「〇・△・□」といったテーマに添った作品の展示をお願いし、さらに今回は京都府下の 5 歳児全員の力作を壁面画と いう形で結集することができました。まさに京都府内私立幼稚園のつながりを体感することもできました。

入口では園児たちのかわいい笑顔の画像を大型モニターで映し出し、さらに各園において製作いただいたお花を展示しましたところ、来場者の方から数多くの賞賛をいただきました。なかでも大型モニター付近は常に人だかりでなかなかの盛況ぶりでした。幼稚園の紹介コーナーとして全地区にフォトフレームを使用し、各園の活動紹介写真を数多く見ていただくことができました。幼稚園での日常の様子をわかりやすくお伝えすることができたことかと思っております。

土曜日と日曜日に会場奥に設けられた特設ステージでは「お楽しみ会」やKSYバンドによります「こどもがまんなかコンサート」が行われ、楽しい音楽演奏の他、寸劇などのパフォーマンスで大いに盛り上がりました。

平日に開催した「おかあさんのためのミニ講座」は、様々な角度から子供たちを中心に考えるテーマで、4名の講師の先生にご講演いただきました。特別ブースでは、来場された子どもたちに〇△□にちなんだ製作をしていただき、楽しいひと時を過ごしていただきました。

最後になりますが、様々な至らない点やご迷惑をおかけしましたことをおわびいたしますとともに、理事の先生方、運営委員の先生方、実行委員の先生方、またお当番にお越しいただいた先生方には、心より感謝申し上げます。本当に有難うございました。

担当理事 浅井 健史、岩江 吾郎

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第8回新規採用教員研修会・修了証交付式

平成27年1月14日(水)京都私学会館において第8回新規採用教員研修会が行われました。

グループワークでは、一人ひとりの受講生があらかじめ準備してきた「私の宝物」というテーマの製作物を発 表しました。研修では、講師の田中雅道先生が「1 年を振り返って」という演題で受講生に 1 年間の歩みの確認と 共に、「幼稚園の先生」という仕事のすばらしさを感じ取れるセンスを磨くこと大切さをご講義くださいました。 1年間、受講生を励まし、支え続けてきた29名の運営委員の先生方から心のこもった送り出しを受け平成26 年度の研修会を終えることができました。

当日は、京都府文化環境部文教課中越 豊課長より、154名の受講生に修了証が授与されました。

担当理事 深澤 素子

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新 春 名 刺 交 歓 会

 平成27年1月7日(水)正午より京都ガーデンパレスにおいて恒例の新春名刺交歓会を開催。
京都府知事山田啓二様、京都市長門川大作様をはじめ、私立幼稚園の振興にご尽力いただいている衆議院議員伊吹文明様、宮崎謙介様、田中英之様、参議院議員西田昌司様、前京都府議会議長の近藤永太郎様、京都府私立幼稚園教育振興議員連盟会長の渡辺邦子様以下、多数の府議会議員の先生方、国会議員秘書の皆様、また中井敏宏京都府文化環境部長、生田義久京都市教育委員会教育長を始め、日ごろ幼児教育の充実に向けてご指導・ご支援をいただ いている行政の皆様方や「はのんの会」、京都府・市私立幼稚園 PTA 連合会より、多数の皆様のご出席を得て、総勢 123名に及ぶ新年の門出にふさわしい祝賀会となりました。ご臨席賜りました皆様から京私幼連盟への激励の言 葉をいただき、参加者一同、感慨も新たに、子どもの未来の扉を開くため子育てのあり方を社会に訴えていくこと の大切さを再認識いたしました。

終わりに、このように盛会に開催できましたこと、これひとえに当日参加いただきました皆様方のおかげと感謝しております。

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年 頭 所 感

公益社団法人 京都府私立幼稚園連盟
理事長 藤本明弘

 新年明けましておめでとうございます。旧年中も京私幼連盟の諸事業に対しまして、大変温かいご理解・ご協力を賜り心より御礼申し上げます。

 さて、ご案内の通りいよいよ4月から子ども・子育て支援新制度がスタートします。京都府ならびに府内の各市町村の子ども・子育て会議においても、今後5年間の事業計画が策定され、国のスケジュール通りに進められようとしています。とは言うものの消費増税の時期が2015年10月から2017年4月に先送りされたことを受け、ただでさえ制度そのものの安定感や財政基盤が乏しいこの制度がますます脆弱なものに映ることは否定できません。

 国の見解は増税が先送りになっても、4000億に関しては既に確保済みということのようですが、これは量の拡充に使われるものであり、質の改善には反映されません。しかもその大半は首都圏の待機児童解消につぎ込まれるのが現実のようです。

 年頭にあたり、この新制度を改めて考えた時、そもそも平成21年に民主党政権から提案された新システムと呼ばれていたこの制度を産みだした発想自体が、非常に些末であり、現場の現状や意見を無視したトップダウン的なものであったことを痛感します。

 しかしながらその一方ではこの10年間に京私幼連盟の加盟園の園児数は約4,800人減少し、いまだに減少を続けています。もちろんこれは少子化によるものも一部ありますが、その原因の大半は保育園への流失によるものです。今まさに幼児教育の灯りがこれ以上小さくなることに何らかの手を打つべき局面に差し掛かっているということを、それぞれの建学の精神と私学の独自性をいかに保つかという命題の中で、私たちは自覚する必要があります。

 もちろん様々な理由により保育を必要とする家庭が、社会福祉の中でしっかりと守られることに決して反対するものではありません。しかしながら今の国の施策やこの新制度が本当にこの国の将来を見据えているとは到底考えることは出来ません。目先の「待機児童」という社会現象を何とか解消するための施策の先に本当に豊かな未来があるのでしょうか。

 そんな中、京私幼連盟は一枚岩の組織としての団結力を維持しながら行政と一体となり、安易な保育園化ではなく、質の高い幼児教育の中で親子が共に育ち合える京都方式の子育て制度を構築する方向を今年も模索しています。京都ならではの豊かな未来を見据えた「京都方式」のために、皆さまの更なるご理解・ご協力をお願いいたします。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

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