活動報告

●第2回 特色ある幼稚園教育推進事業 設置者・園長研修会【総務部】

日時:2月13日(水) 15 時~ 17 時10 分
場所:こどもみらい館 4F 第1研修室
内容:講演 「園庭の身近な自然が保育を変える」
   講師 小泉造園代表
      京都女子大学非常勤講師 小泉 昭男氏

「園庭は、グランドではなく園の庭として考える」という小泉先生の言葉に尽きる。子どもたちは、園庭を通して季節を感じ、様々な生き物に出会う。五感を研ぎ澄まし、そこから得た経験や知見が、その後の育ちや学びに一番の糧にあることを力説された。子どもたちにとって、管理された環境よりも、多様性のある自然が保証され、エリア・エッジ(空間の隅っこ)を大事にされた遊びの場こそが、子どもの心や体を豊かに育んでいくことを学ぶ講演となった。

 京都市子ども若者はぐくみ局 幼保総合支援室 酒崎 伸明 私立幼稚園振興課長が特別支援教育や2歳児接続保育事業の充実を図る一方、10 月から実施される幼児教育無償化に係る保護者への助成など、財源不足の中で「教育・子育て環境日本一のまち」の実現に向けた予算案の経緯と内容を説明された。
  
 30 年度事業報告の留意点について説明をおこなった。地域子育て支援事業、独自事業、親子登園事業の内容と支出を明確にするよう要請した。親子登園事業については、基準回数39 回を下回った場合は、その理由を説明する書類を新たに追加した。