活動報告

第2回かいが展講演会

報告者 担当理事 松原美佐子

 平成23年10月12日京都私学会館地階大会議室において75ヶ園141名の先生方の参加で、今年度も国際派の日本画家山本浩二先生を講師としてお招きし、第2回目のかいが展講演会を開催しました。
 9月末までイタリアのミラノでお仕事をされてお戻りになられたところです。大変ご多忙な日々を送られ、世界的に活躍されている画家で美術教育の第一人者でもあります。
 山本先生には「子どもたちは何を描いているのか?」の演題でスクリーンにこども達が描いた絵を映し、具体的にお話されました。お話の中で-絵の題材は何でもいい、感覚と記憶が子ども達に残る。また、先生と子供が一緒に考え、その中に子供の決定権を入れていく-といった子供中心に取り入れる大切さ、色の混色なども教えていただき、新しい発見もできました。
 講演会の後半では会場の先生方の意見や思いも聴いてくださり、今まで悩んでいたこともこれからの保育に少し自信が持てたようです。
 絵画を通して子供には無限の可能性を秘めているという山本先生のお話は、これからの保育にきっと生かされていくと予感がされる講演会でした。山本先生には、また、かいが展の「ポスター、パンフレットの絵」についても数枚候補を選んでいただきました。