活動報告

第49回京都府私立幼稚園かいが展


 第49回京都府私立幼稚園かいが展は、平成24年2月1日から6日までの会期で、京都髙島屋グランドホ-ルで開催されましたが、会期中には、山田啓二京都府知事様をはじめ15,000名近くの大勢の来場者があり、大変会場内が賑わいました。
 今回のかいが展のテーマは『こどもがまんなか ―夢と希望の世界に向かって―』とし、「園児の絵画」は総数1,101点の力作が集まり、「地区コーナー」ではそれぞれのテーマに添った作品が展示され、地区ごとの力の結集が感じられ、見ていて楽しいものばかりでした。
 入口では子供たちの夢と希望を表現したり、園児たちのかわいい笑顔の画像を映し出したりし、「幼稚園の紹介コーナー」ではフォトフレームを使用して、各園の紹介写真を3枚ずつ見ていただきました。また、土曜日と日曜日に特設ステージで行われた「お楽しみ会」や「こどもがまんなかコンサート」では、楽しい音楽の演奏の他、パネルシアターや手品などもあり、大変盛り上がりました。
 平日には様々な角度から子供たちを中心に考えるテーマで「おかあさんのためのミニ講座」を4講座開き、今回の新しい取り組みの運営委員の先生による「絵本の読み聞かせ」も行いました。そこでは、絵本の読み聞かせのみならずパネルシアターや手遊びまで披露していただき、喝采の拍手や声援を見物の子供たちからいただきました。
 昨年3月に起った東日本大震災の被災者宛の「メッセージカード」につきましては、趣旨に賛同していただいて、心が温まるたくさんのカードを作成していただきました。メッセージカードは2月9日に連盟の役員から福島の私立幼稚園の団体に手渡され、そこを通じて被災者のお手元に届けられる予定です。
 最後になりましたが、6日間の会期を無事終える事が出来ました事は、ひとえに皆様方の格別のご理解をいただき、各委員の先生方を中心に事前の準備から会期中のお手伝いまでのご協力のお蔭と思い、役員一同心より感謝し、厚くお礼申しあげます。今後も子供たちの思いの込められたかいが展にしていきたいと考えておりますので、引き続きご指導いただきますようお願い申しあげます。

報告者 かいが展担当理事 豊田 和彦 菅原 好章