活動報告

『京私幼アートリレー』スタート!

今年度はコロナウイルスの影響により、57回を数える『かいが展』が誠に残念ですが中止となりました。しかしこんな時だからこそ、大切な何かを損なうことなく、これまでと異なる、関わり方や考え方をこどもたちに伝えたいとの思いから、今年度は新しい試みとして動画配信による『京私幼アートリレー』を企画致しました。

そして9月から第1回目の配信がスタートしました。
芸術・造形のエキスパートの先生方のバトンが次々と…。そのバトンを受け取るのは、加盟園の先生方、そしてこどもたちです。

第1回は永田 萌先生(絵本作家・イラストレーター)による「描いてないのに描けちゃった!」 白色のないカラーインクの世界で、白色を描く方法は画用紙の白色を残すこと。この手法を用いて、一人一人が思い思いの青空と緑の草原を表現し、最後に出来上がった作品を繋ぎ合わせて、みんなで大空と大草原を表現しました。永田先生自らも数枚、描いてくださり、園児達は絵の具と水のにじみの美しさに感動しました。

 第2回はおかだ美保先生(コミュニケーションアーティスト・水彩画家)による「みっつのいろからひろがるふしぎ~エコバックにおえかき~」 赤・青・黄色のみっつのいろを自由に混色し、今、注目のエコバック作りに挑戦! 園児たちはみんな真剣な表情で、まさに小さな巨匠。楽しい活動の配信は次回、お楽しみに。

 第3・4・5回は笠間浩幸先生(同志社女子大学教授)のサンドアートの世界、tuperatupera先生(絵本作家・イラストレーター)の自然物を使ったお面作り、MAYA MAXX先生(画家、イラストレーター)を予定しております。
9~1月にかけて随時配信予定となっておりますのでぜひ、ご覧ください。

かいが展担当理事 櫻井 修