活動報告

●(公社)京都市私立幼稚園協会臨時総会 [総 務 部]  

日 時:3月13日(月)14時半~ 15時1分
場 所:京都私学会館 地下 大会議室
出席者:43 名・委任状 33 名

議長に会員鴨川幼稚園 藤原代表者、議事録署名人に会員七条幼稚園 捨利田代表者並びに会員ときわ幼稚園 橋川代表者を選出。2 件の報告の後、藤原議長のもと、2件の議案が審議され、全会一致で承認された。

●第6回 特別支援教育研究会B [教育研究部]

 2月24日(金)14 時半~ 17 時。参加は8ヵ園8名。講師は朝野浩(特別支援教育研究会 顧問)先生。最終回となった第6回は、今まで取り組み学んできた「インシデントスタディー実習」の理解と構築の為に、朝野先生から講義をしていただいた。現代、多様性をおびてきた子どもを、応用行動分析「A(応用)B(行動)・A(分析)」の理解を学ぶ事によって、日々大変な思いをしている現場での実践の理解と解決に向けて学んだ。現場の先生方が、ストレスを溜めないで子どもに向き合える事が願いだと、朝野先生が言って下さっていた。講義の後の振り返りでは、参加の先生方からは「初めは専門用語がありすぎてドキドキし大変な研修に参加したと思ったが、同じ悩みを持ちそれぞれの現場で頑張っている先生方の話を聞けて、又対面で親しみを持てて参加して良かった。」などの感想が寄せられた。来年度も特別支援教育研究会B グループに参加したいと言って下さる参加者の思いも聞けて、嬉しい研修の最後となった。

●市P連後期総会並びに第2 回全市家庭教育セミナー [振興対策部]

 2月17日(木)午前10 時から12 時まで、ホテルグランヴィア京都 3F 源氏の間において後期総会及び全市セミナーが開催された。参加者は64 ヵ園248 名。第1 部総会においては吉田副市長様から御祝辞をいただいた。その後山羽学天会長より市P 連の役員・委員の方々への感謝状の贈呈があった。また、今年度は連合会の功績が称えられ、京都市教育委員会より「教育振興功労団体」として表彰されたことも報告された。第2 部ではフリーアナウンサー・本屋SENSE OF WONDER 主宰の松尾翠氏より「本の持つ無限の豊かさを、子どもと一緒に再発見しよう」という演題でご講演頂いた。本の持つ素晴らしや豊かさをご自身の子育て体験を交えてお話しいただき、絵本を通して私たちが経験することの素晴らしさを語って下さった。公演後、京都市長の門川大作様が駆けつけて下さり、温かいご祝辞を賜り、和やかに閉会となった。お忙しい中、多くの皆様にご参加いただきましたこと深く感謝申し上げる。

●第2回 市P連・はのんの会 合同研修会 [振興対策部]

 2月8日(水)午前10 時から12 時まで、ホテルグランヴィア京都 3F 源氏の間において開催。参加は41 ヵ園108 名。式町水晶(みずき)氏とそのお母さま式町啓子氏による「式町水晶の世界」~脳性麻痺と戦うポップヴァイオリニストと母が歩んだ軌跡~という演題でご講演いただいた。脳性麻痺ということがにわかに信じられない軽快なおしゃべりが印象深い式町水晶氏ですが、一番わかりやすい症状が握力の調整が出来ないとのことだった。幼少期から葉加瀬太郎に憧れ始めたヴァイオリンを続け、いじめにあった時期も親子で乗り越え、お母さまに素直に感謝を伝える姿が感動的だった。東日本大震災で残った「奇跡の一本松」の一部を使ったヴァイオリンでの生演奏、そしてエレクトリックヴァイオリンの多彩な音色の演奏は圧巻。お忙しい中、多くの皆様にご参加いただきましたこと深く感謝申し上げる。

●特色ある幼稚園教育・特別支援教育 第2回 設置者・園長研修会 [総務部・教育研究部]

 2月20日(月)14 時半から17 時迄、ホテルグランヴィア京都 3F 源氏の間において開催。社会保険労務士の尾崎久士先生より労務管理についての留意点などについてのお話を伺い、その後京都市からの行政報告が続き、4時過ぎより特色ある幼稚園教育推進事業補助金・特別支援教育振興補助金の報告書作成上の留意点などについての説明が行われた。休憩時間なしのお話でしたが、大変有意義な時間を持つことができた。

●第6回 特別支援教育研究会A [教育研究部]

 2月2日(木)14 時半~ 17 時(ビデオ配信・2 月16 日~ 3 月3 日)対面参加36 ヵ園38 名、ビデオ配信参加予定
27ヵ園31 名。講師は中東朋子先生( 京都教育大学客員教授)。 
「支援をステップアップするために②」と題して、中東先生からお話を伺った。「描画を通してみる子どもの発達」と、「UD( ユニバーサルデザイン) を活かした保育」の2 つのテーマを主軸に、支援について考える機会が与えられた。まず「描画を通してみる子どもの発達」において、子どもは発達の段階で描画が変化していくということ、そして教師はその描画の表現を通して「その時のこどもの背景」を感じ取り、発達を支えるべきことが示された。また、「UD( ユニバーサルデザイン) を活かした保育」では、すべての子どもにとって快適な環境を作ることの重要性が示された。常に「一人ひとりの子どもの視点」に立ち、環境を整えることの大切さを改めて痛感した。非常に重要な示唆が与えられたと感じる。最後に、この1 年間ご指導くださった中東先生に心から感謝。

●第28回 設置者・園長特別研修会 [総務部]

12月9日(金)15:30 ~ 17:00 までホテルモントレ京都2F ケンジントンにおいて開催。

参加は24 ヵ園25 名、文科省4名、はぐくみ局8名、市教委7名の計44 名。

「医療的ケア児等の受け入れとその課題を考える」をテーマとして、現在ケア児を受け入れている幼稚園の様子をお聞きしたあと、受け入れることの難しさや課題をパネルディスカッション形式で行った。
ケア児であっても集団の教育を共に受けてほしい保護者の願いと、受け入れの難しさはあっても、園での成長を見る喜びがある幼稚園。
保育現場でのさらなる支援が行われることを願って閉会した。

●第2回 指導者研究会A  [教育研究部]

11月24日(木曜日)15時から17時までこどもみらい館 第2研修室にて開催。講師は京都大学大学院教授の大倉得史先生。参加者は8名の先生、3名の理事で、2回目のテーマは「友だちとのつながりへの発展」であった。エピソードを3 ヵ園の先生から提示してもらい、先生との日々の生活の中で構築される安心感や信頼感を元に発達に特性のある子どもや、友だちとの関わりが持てなかった子どもが「友だち」という存在を受け入れるきっかけや「繋がりたい」という気持ちが芽生えて広げようとしていく変化を、感想や意見を交換しながら洞察していった。友だちと関わる質は3人3様であるが、先生たちの日々の温かな子どもの見方、丁寧で細やかな配慮や願いが人との繋がりや広がり、育ちに大きな基点や影響となるのだとエピソードを通して学んだ。

●第49 回 設置者・園長・教職員研修大会 [教育研究部]

 11月21日(水)午後3時から5時迄ホテルグランヴィア京都において3年ぶりに対面での開催となった。講師にウクライナ出身のバンドゥーラ奏者であるカテリーナ氏を迎え、「バンドゥーラの演奏と平和への願い」との演題で、バンドゥーラの演奏を織り込みながらウクライナの危機的な状況についてお話を伺った。実際この問題の渦中に居られるカテリーナさんだからこその内容の深い、有意義なお話であった。当日はコロナ感染症拡大予防の観点から、第1部の研修会のみを会場参加と配信の併用でおこなった。

参加者は幼稚園関係約130 名とその他、保育園・みらい館、行政から20 名ほどの参加があった。平和であることが如何に大切であるかを改めて深く心に刻む一日であった。

●第25 回 全市PTA 父親セミナー [振興対策部]

11月12日(土)午前10:00 から午後12:30 分迄、元有済小学校講堂及び校庭において開催した。参加者は29名の父親の他、市P 連役員委員等。㈱スノーピークの井上
昴氏よりキャンプ用品や近隣のキャンプ場の情報等の初心者向け講座の後、校庭にて4 グループに分かれ、タープを張る実践や焚火を囲んでのおやじトークを行った。非日常
の環境の中で初めて出会ったお父様たちが心を開いて語り合いの時間を持つ有意義なものとなった。