【輝く瞬間】 2025年 6月
永観堂幼稚園 園長 榊原功二
永観堂の楓の若葉は例年にも増して勢いがあり、境内を吹き渡る風が若葉の香りを運んできます。気持ちの良い、爽快な薫風です。
4月に入園した子どもたちも少しずつ幼稚園生活に慣れてきました。
ある日、園庭で子どもたちが集まって何かを覗いています。見るとバケツの中に2匹のサワガニがいました。園庭を流れる小川で年長組の男の子が捕まえたようです。
「さわってもいい?」「こわいなあ」「きをつけてや」年少組の子どもたちも小さな生き物に興味津々。恐る恐る殻を触ってみたり、捕まえる
チャレンジをしてみたり。
暖かくなってようやく活動を始めたカニがこの後どうなるのか見守っていましたが、「もう自然に返してあげよう」「カニさんバイバイ」とそのうち年長組の誰かがそう言ってまた小川にサワガニを戻してあげました。
生き物も私たちと同じく命はたったの一つしかありません。
園生活の中で命の大切さを子どもたちが学んでいっていることに心が温かくなる嬉しい日になりました。