北白川幼稚園

園長よりのメッセージ

【教育方針・園の特色】

  • 本園は、大文字山とは斜め向かいの、自然に恵まれた小高い山の上にあり、別名を“お山の幼稚園”と呼ばれています。
  • 心とからだの健康を。:知育偏重の現代、体格はできても体力がない。知識は豊富でも意志が弱い、けじめがない、人の痛みが分からない…etc。
    将来のためには、心とからだの健康づくりこそ、幼児期に培っておかねばならない、教育の原点であろうと思います。
  • そのためにも当園では、先生達による、歩いての送り迎えを実施しています。毎日かなりの道のりを歩きながら、ひとりでに足腰が強くなります。
    と同時に、社会に触れ、自然に触れ、時には困難に触れながら、耐える力、いとおしむ心、感動する心を身につけていきます。
  • 子ども同士の遊びを大切に。子どもは、友達との遊びを通して、心とからだをぶっつけ合いながら、思考力、理解力、判断力、実行力を養っていきます。社会性も、やさしさも、いたわりも、友情も………。
  • 山を駆け廻った!うんとのびのび楽しく遊んだ!友達がたくさん出来た!
    そうした、幼児期の楽しい思い出作りに奉仕出来る幼稚園でありたいと願っております。

いろいろな活動

毎朝、雨の日も風の日も、みんな仲良く手をつないで石段を登ります。全部で5つの集合地点から、それぞれのグループごとに先生といっしょに幼稚園のあるお山の上までこのスタイルで歩いてきます。年長児はたのもしく年下の手を引いてくれます。創設以来60年以上変わらないお山の幼稚園の登園スタイルです。

海抜100メートルにある園庭からは京都市内がよく見えます。子どもたちは思い思いの遊びをしますが、園としては竹馬をはじめとする昔遊びを大事にしています。おすもう、はないちもんめ、各種おにごっこ・・・。体と体をぶつけあい、はげましあい、ゆずりあい、いたわりあい・・・。遊びを通し、子どもたちは多くのことを学んでいきます。

幼稚園は東山36峰の一つ北白川山に位置します。園庭の奥から、わたしたちが「ひみつの森」と呼んでいる森を抜けると比叡山に続く尾根道が続きます。子どもたちはお散歩がてら森にでかけ自然を満喫します。
秋にはたくさんの落ち葉をあつめ、園庭に持ち帰っては「葉っぱのおふろ」を楽しんだりします。

本園は山の上に位置するため、子どもたちの過ごす園舎は山の上に点在しています。また、遊具にしても山の高低差を利用したアスレチックや滑り台などがあります。園庭は起伏に富むので、一歩歩けば、目に見える風景は一変します。坂道を駆け上がったり駆け下りたり・・・。どろじゅんもかくれんぼも刺激とサプライズに満ちています。

アクセス

市バス「3」「北白川上池田町」、市バス「5」[北白川別当町」下車


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