絵本の紹介

【絵本の紹介】「すずめくん どこで  ごはん たべるの?」 マルシャークの詩より たしろちさと ぶん・え 福音館書店

楽しい問いかけで始る絵本。ページをめくるたび子ども達はすずめくんを探します。
「いたー。」「ここー!」「カバさんのお芋たべてる」「キリンさんはお水どうぞって言って
るよ。」絵の中には楽しい発見がいっぱい。「どーするー?ライオンさん起きるかも。こわいねー。」「キャー!」まるで動物園にいるかのような盛り上がり。最後には「なんかお腹すいてきた。」「お弁当食べよー!」みんなの大
好きなおいしいお話。

相愛幼稚園 丹治かおる

【絵本の紹介】「すずめくん どこで  ごはん たべるの?」 マルシャークの詩より たしろちさと ぶん・え 福音館書店 

  

【絵本の紹介】「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」 五味 太郎 作  偕成社

はいしゃさんとわにさんが、最初から最後まで同じ言葉のくり返し・・・
 『ことばのおもしろさ』に、読んでいる大人のほうが楽しむことができる一冊です。

 子ども達は2人が怖がったり、泣いたりしながら頑張る姿に「みんなだったらどうかな??」と、自分と照らし合わせながら読んでいます。

 絵本の最後は、「だから はみがき はみがき。」と、子ども達にはみがきの大切さも伝えられるとても可愛い絵本です。

相愛幼稚園 丹治かおる

【絵本の紹介】「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」 五味 太郎 作  偕成社

  

【絵本の紹介】「チュウとチイのあお いやねのひみつきち」たかお ゆうこ/ 作(福音館書店)

 まちの公園の木の下で暮らす、のねずみの兄弟のチュウとチイにある日、山に住むおばあちゃんから遊びに来るように手紙が届きます。
「ひみつきちを作るんだ!」という期待を胸に、2匹は早速出かけました。
林を抜け小川を渡った先に
広がる野原やはっぱの間から見上げた空が美しく、きちはとても居心地が良さそうです。
きちに遊びに来た友達の素敵なお土産で楽しむお茶会や、その後ののんびりとしたひと時から、友達と一緒にひみつきちで遊ぶワクワク感や嬉しさを味わわせてくれる絵本です。

同志社幼稚園 竹中 琴恵

【絵本の紹介】「チュウとチイのあお いやねのひみつきち」たかお ゆうこ/ 作(福音館書店)

  

【絵本の紹介】「どろだんご」 作者:たなかよしゆき 文 / のさかゆうさく 絵 出版社:福音館書店

 泥団子をつくるまでに、色々な泥あそびが入るのも子どもたちならでは!泥団子づくりの途中でひびが入り…
もう一度つくり直し…固くなるよう工夫して…一生懸命、大切につくったそれぞれの泥団子。最後のページで泥団子が大切に隠してあるところが描かれています。私の園でも色々なところに隠されている泥団子。子どもたちの楽しい気持ち、う
れしい気持ちがいっぱい詰まっていると思うと、心が温かくなりました。

本願寺中央幼稚園 高井 秀子

【絵本の紹介】「どろだんご」 作者:たなかよしゆき 文 / のさかゆうさく 絵 出版社:福音館書店 

  

【絵本の紹介】「とんでもない」 鈴木 のりたけ   アリス館

 人間の『ぼく』は、すごいところが一つも見つからない。サイはいいなぁ、鎧のような立派な皮があってかっこいい…。『とんでもない!重いんだよ。うさぎみたいにぴょんぴょん跳ねまわってみたいよ。』『とんでもない!跳ねすぎちゃって困ることもあるんだよ。』
 自分にないものはよく見えるけど、あったらあったで色々大変。動物たちの悩みを知りながら、自分はそのままで良いんだと思える絵本です。

洛東幼稚園  岸田 真理恵

【絵本の紹介】「とんでもない」 鈴木 のりたけ   アリス館

  

【絵本の紹介】「 まゆとおに」 作者/富安陽子 文・降矢なな 絵出版社/福音館書店 

 やまんばの娘まゆは、ある日鬼に出会います。まゆを食べてしまおうと企む鬼ですが、そうとは知らない天真爛漫
で純粋なまゆは鬼の企みをことごとく裏切っていきます。怪力の持ち主のまゆに威勢のよかった鬼も次第にたじたじになっていき、最後には何だか可愛く思えてきます。鬼とやまんばのイメージを覆し、クスッと思わず笑ってしまう微笑ましい一冊です。まゆを見守り、こっそり登場しているきつねにも注目して下さい。

太秦幼稚園 吉岡浩子

【絵本の紹介】「 まゆとおに」 作者/富安陽子 文・降矢なな 絵出版社/福音館書店 

  

【絵本の紹介】「 カイとカイサの ぼうけん」 エルサ・ベスコフ さく・え まつむら ゆうこ やく福音館書店

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 むかし、森の奥深くにカイとカイサというきょうだいがすんでいました。二人はしょっちゅう枯れ木にとびのってあそびました。いたずらトテムのまほうで枯れた木は”かれきドラゴン”になり、二人がその背中にとびのると、ギ
シギシバリバリと音がして、かれきドラゴンが空に舞い上がりました。
 100 年以上も前にスウェーデンでうまれた絵本。優しい絵がお話の世界を膨らませてくれます。

向島幼稚園 小向井真理

「 カイとカイサの ぼうけん」 エルサ・ベスコフ さく・え まつむら ゆうこ やく福音館書店

  

【絵本の紹介】「 しおちゃんとこしょうちゃん」 ルース・エインズワース・さく こうもと さちこ・やく・え

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二匹がお互いを見て成長していく様子が、双子が同じ格好や表情をしている挿絵や繰り返しの表現で表されて微笑ましかったです。

 しおちゃんとこしょうちゃんのように人間の子どもも冒険が大好きで色んな事に興味を持って挑戦できるのはいつも温かく見守り、困ったときには助けてくれるお母さんの存在があるからではないかと感じました。母や兄弟の大切さが伝わってきて読み終わった後には心が温かくなるような作品でした。

清水台幼稚園 伊藤千晃

「 しおちゃんとこしょうちゃん」 ルース・エインズワース・さく こうもと さちこ・やく・え

  

【絵本の紹介】「おいしいおと」  三宮 麻由子/ 文 ふくしま あきえ / 絵 福音館書店

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 いただきま~す。そうそう春巻き、そんな音。
 ワカメ。うんうん、そんな感じ。
 食べもののホッカホカの様子やプリッと感、シャキシャキ、ニョロニョロ感まで。
 心地よいリズミカルな音に、思わずお腹の虫がなってしまう・・・。
 そんなおいしい、たのしい絵本です。              

コドモのイエ幼稚園  小林 千草

「おいしいおと」  三宮 麻由子/ 文 ふくしま あきえ / 絵 福音館書店

  

【絵本の紹介】「ふまんがあります」  作/ 絵 ヨシタケシンスケ 発行者 株式会社PHP研究所

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 「わたしはいまおこっている。なぜなら、おとなはいろいろとズルいからだ。」
 「パパ!! わたしはふまんが あります!」の一声とともにどんどんでてくる大人に対する不満。
 「どうしてグリーンピース食べなきゃいけないの?パパだってうめぼし食べられないくせに!」パパ、
ピンチ!どう乗り越える!?
 「ああ…それはねえ…」
 子どもの「ふまん」に対するパパの「りゆう」がユーモアに溢れ、思わずクスッと笑ってしまう一冊です。
                 

 中川菜穂子

「ふまんがあります」 
作/ 絵 ヨシタケシンスケ 発行者 株式会社PHP研究所