活動報告

●第2回 特別支援教育 設置者・園長研修会

総務部【報告】

 2月19日(水)15時30分〜17時、こどもみらい館・4F・第一研修室で、標記研修会が、69園66名の出席のもと行われました。

 冒頭、植村義弘会長から、今年度4月1日より公益社団法人となったことで、公益性を高めるために、対策委員・認定委員という2段階のシステムで、長時間に渡り審議した結果、決定認定に至ったという挨拶がありました。

 次に山羽学天副会長より、平成25年度補助金の申請・交付について、申請人数及び最終決定人数等の報告がありました。交付決定園については、実績報告書はもちろんの事、個別相談を受けられた園についても、速やかな報告書の提出をお願いされました。

 引き続きの講演では、京都市教育委員会総合支援課指導主事、石原廣保先生から①発達障害の基礎理解、②学校での支援方法についてお話していただきました。

 ①では大まかに三つに分けられる発達障害の一つ一つの特徴について説明を聞き、デコーディング(記号化した文章の読み取り)の問題に挑戦し、その難しさを体験しました。

 ②では配慮が必要な子供に対して、様々な学級全体としての取り組み、個別の取り組みについてのお話を聞きました。

 最後にお話しされたのは、就学支援シートについて、幼稚園から学校への切れ目のない早期支援を実施するために、学校が幼稚園に書いてほしいことは「どんな支援をしたら、どんな事が、どこまで出来るか?」という情報であるということでした。