活動報告

●第6回 特別支援教育研究会A/B [教育研究部]

 12月14日(木)15 時から17 時まで、こどもみらい館4階第1・第2研修室において開催。

 Aグループは42 ヵ園・46 名の参加であった。第6 回は「構造化とソフト面での環境づくり」と題し、「ユニバーサルデザイン(UD)を活用した保育」を中心にお話していただいた。UD とは、性別や年齢にかかわらず、障害があってもなくても「誰もが使いやすい」ということを目指していることであり、講義では「場の構造化」「刺激への配慮」「ルールの確立」「生活の見通し」「指示の出し方」「集中・注目のさせ方」の6 つのポイントを具体的な例をあげて説明していただいた。

 Bグループは9 ヵ園・9 名の参加。回を重ねるごとにグループワークでは適切な提案、質問により子どもの困りを共有し、各々が原因や対応をふり返る機会を得ている。子どもの困りと先生の困りに対して細かく分析し、子どもの姿を見つめ直し、課題を探り、最適な支援へとつなげる話し合いを学んでいる。

今回は、限られた時間内で4人が発表し、事例から各々についての考察を深めることができた。事例ごとに顧問の朝野浩先生からご指導いただき、日常の保育をふり返ることもできた。自園での話し合いの進め方についても、ワークを通して多く得ることができた。