絵本の紹介

【絵本の紹介】「おおきなおおきなおいも」(さく・え:赤羽末吉)

 あおぞら幼稚園のいも掘りは、雨で延期になってしまいました。かわりに子供たちは自分でおいもの絵を描きます。1つ寝るとむくっと大きくなって2つ寝ると・・・・6つねて、7つ寝るといっぱい大きくなって・・・どんどん紙を付け足して大きな大きな絵を描きます。
その大きさに先生も腰を抜かすほどびっくり!!

 こんな大きなおいも、どうやって運ぶの?どうやってつかうの?おいもが船になったり恐竜になったり、バスになったり・・・・でもそのあと・・「お腹が空いたら食べちゃうの・・」とてんぷらや焼き芋大学いもにして・・みーんなお腹がポンポン。「ぶー、ぶあ~ん」おならが出て宇宙に飛び上がって遊泳です。「雲に乗って帰ろう・・・」とそれぞれ帰って行きました。
 おいもから自由な発想が膨らまされ、どんどん楽しく、ワクワクさせてくれる絵本です。描いていた芋がいつの間にか本当の芋になり想像が広がる素敵な絵本です。マイナスのことがプラスに転じていく大切さと素敵さを学びました。

洛西花園幼稚園 山副智子先生

おおきなおおきなおいも| 福音館