絵本の紹介

【絵本の紹介】「にんじんばたけの パピプペポ」(偕成社 かこさとし 絵と文)

 昔、草ぼうぼうの荒れた土地に、20匹の子ぶたと親ぶたが住んでいました。名前が、パピプ…の文字で始まるなまけ者の子ぶた達。

 ある日、よくばりのババタちゃんが、毒の入った草を食べました。すると、「ぼくは すこっぷ きみは くわ おいらは つちのはこびやく にんじんばたけのパピプペポ」と、働き出しました。それだけではありません。子ぶた達が成長していく様子が楽しみです。声を出して読むと、歯ぎれのよい、リズミカルなお話です。きっとニンジンも好きになりますよ。

今宮幼稚園 佐々木 典子

にんじんばたけの パピプペポ| 偕成社