「しんせつなともだち」方ふあん 軼いー羣ちゃん・作 君島久子・訳 村山知義・画 福音館書店
雪の降る寒い冬に、ふたつの“ かぶ”を見つけた子ウサギ。ひとつは食べて、もうひとつは、この寒さで食べ物がないでしょう、と心配してロバさんの所に届けに行きます。動物たちが、次から次へと優しさを届けにいく、心があたたかくなる素敵なお話。
人に親切にすると自分に返ってくる。小さな子どもたちにも分かりやすく「親切」の形が見えてくるお話しです。子どもたちにも、この優しさが届くといいなぁと思います。
さくら幼稚園 教諭 吉楽祐子