絵本の紹介

「けんかのきもち」柴田愛子・文  伊藤秀男・絵

 たいとこうたは、仲良し。でも、二人は掴み合いの喧嘩をした。そして、たいが負けた。

 負けて悔しくてどうしようも無い。こうたは謝った。たいは謝られても悔しさで素直に仲直り出来ない複雑な感情がうまく描かれ、とっても共感できた。たいは、餃子を一杯食べて喧嘩の気持ちが終わった。そして、二人は仲直り出来た。

 でも、最後にたいのつぶやき「でも、今度は、きっと僕が勝つ。」

葉室幼稚園 西谷純子


「けんかのきもち」柴田愛子・文  伊藤秀男・絵