絵本の紹介

「さくらがさくと」とうごうなりさ 作   出版社 福音館書店

 舞台は川沿いの桜並木。

 桜の木が芽生えてきます。小さな芽はやがてつぼみに、そしてピンク色の花へと…。
春が訪れたようです。
鮮やかな四季の移ろいを感じほっこりとした気持ちになれる絵本です。

 最初と最後のページの対比では、季節の変化に無頓着な大人の中にあって不思議そうに立ち止まる子どもの感性が際立つ作品となっています。
            

八条幼稚園 大槻紗夜香