北のお山のてっぺんに住んでいるやまんば娘のまゆ。ある日、まゆは大きな人に会いました。それはなんとツノが生えた鬼! お腹が空いた鬼はまゆを食べようと企みます。しかし、木や岩を軽々持ち上げてしまうまゆに鬼はびっくり! 大鍋のお湯がぐらぐら温まると「あついおふろにおはいり」と鬼がまゆを誘いました。すると、まゆはお母さんのある言葉を思い出しました。優しさと2 人の会話がクスッと笑えて、心温まる素敵な絵本です。
八条幼稚園 坂本若菜