【輝く瞬間】 2014年1月
かもがわ幼稚園園長 藤原光二
この世に生を受けて間もない子どもたちは、毎日が新鮮で、驚きに満ちています。それはまるで、朝露に朝日が当たって一瞬の輝きを放つようです。そんな子ども達が、今日も期待に胸膨らませてやって来ます。
「相手の心に届くよう、笑顔と共に元気よく」を合い言葉に、登園してくる子どもたちをあいさつとハイタッチで迎えます。
子どもたちは、日に日に成長し、新しい姿を見せてくれます。入園したての頃には、毎日のように泣きながら通園バスを降りていたA君が、今は泣いている子の手を引き、自信に満ちた笑顔で登園して来ます。ハイタッチのやわらかな手の感触に、命の連続を感じながら、彼らの
未来にエールを送ります。
百花繚乱の春から、夏の灼熱の太陽、そして、実りの秋へと季節は移り、厳しい冬の寒さの中で、新芽を準備し、新たな成長の春を待つ、そんな一月の幼稚園に、可能性一杯のすてきな笑顔が今日も輝いています。