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【輝く瞬間】 2017年 11月

泉山幼稚園 熊谷信康

 先日、園庭で園児が頭を寄せ合いながら何かを見ている場面に出会った。そっと覗いてみると大きなカマキリが死んでいるのを見ているようだ。
「動かへんな」
「死んでるよな」
虫の立場になると、「捕まえるならもう少しやさしく捕まえてよ」と思ってしまう虫捕りグループ。その日は少し様子が違い動かないカマキリをじっと眺めている。触るでもなくただじっと眺めている。
生き物の命に園児の心が触れた瞬間、その姿や顔つきをしばらく見ていると自然の中でたくさんの生命に出会い、かかわる経験が大切だとつくづく思う。心の中は見えないけれど、その視線、つぶやきがその心を物語っているような気がしている。その時々の純粋な心を見守っていきたいと思う。