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【輝く瞬間】 2019年 4月

龍谷幼稚園 南 俊生

 年少組のA君は今でもまだよく泣く子です。
「ブロックを貸してくれへん」と言って泣き、「○○ちゃん遊ぼうと言ったのに、返事してくれへん」と泣きます。
以前は周りの子も「先生!A君が泣いてはる!」と言いに来てくれたり、年上の子らは「何で泣いているの?」と心配してくれましたが、最近は泣き声の方を見て大事ではないなと思うと、特に心配することも無くなってきました。

そんなAくんも、もうすぐ年中組になります。

体験入園の日があり、未就園児がやって来ました。

案の定、お母さんから離れるのが悲しくて大泣きする子が沢山いました。

在園児は手を繋いでくれたり、先生を呼んでくれたり優しくしてくれます。

そして、あのA君の横にも未就園児が来て、Aくんが使おうとしていたブロックをさっと取りました。

どうするのかなと見ていると、「もう使わへんから、貸してあげる」と言って、一緒に遊び始めました。
そして、その目は「僕はお兄さんになるから、これぐらいでは泣かへん」と言う自信の光が見えました。