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【輝く瞬間】 2019年 5月

京都産業大学すみれ幼稚園 松尾 光敏

 
 園庭には毎年たくさんの花がさきます。

「園庭にお花がさいたら教えてくれること」を、一学期のはじめに子どもたちへ話をします。年長さんには「お花の名前を教えてくれる」ことも話します。

 五月上旬頃から、子ども達はお花がさいたことを、教えてくれます。子ども達は,図書室の本で調べたり、時には、お迎えのお母さんと花壇まで行って見ています。

 そんな中、造園屋さんが花壇のお花の入れかえに来られました。職人さんには「子ども達がお花の名前を聞いても、自分で調べるように言って下さい」と伝えました。

 ところが、夕刻、職人さんが「すみません。子どもさんに花の名前を教えてしまいました」とお詫びに来られ、よく聞くと、子ども達のあまりの可愛さに絆ほだされ教えてしまいましたとのことでした。「子ども可愛さ」では致し方ないこととすぐに合点がいき、子ども達にお話をして下さったお礼を言い
ました。大人の心までも揺り動かす「子ども達のキラキラした輝く目」には秘められた魅力があることを実感した瞬間でした。