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【輝く瞬間】 2019年 7月

安井幼稚園 藤田寿男

 
  

 恒例のお泊まり保育の朝、二日分の荷物を背負って、お母さんと一緒に登園してくる子どもたち。表情は複雑。園長先生から心構えを聞き、全員後ろを向いてお母さんと対峙する。お母さんたちも表情は複雑。声を揃えて「行ってきま~す!」。このあたりから、みんな覚悟を決めたように、自信ありげな顔つきに変わってくる。笑顔も戻ってきた。お母さんたちも安心した様子。そしていよいよバスに乗って出発。もう子どもたちの心はこれから始まる楽しみなプログラムに向かっている。
七~八名の少グループに一人の先生がついて、グループの中で役割を決め、数週間前から活動を共にし、とうとう迎えたお泊まり保育は年長児にとって、幼稚園生活三年間の一番思い出に残る大切な二日間。何といってもクライマックスはキャンプファイア、どの子の瞳に                     も炎が輝いている。そして“おやすみ”前のひととき、担任がお母さんから預かっていたメッセージを一人ひとり読み上げる。子どもたちの瞳にどんな励ましの言葉として輝いていたのだろう。その瞬間に立ち会える幸せが今年もやってきた。