輝く瞬間

【輝く瞬間】 2024年 7月

ときわ幼稚園 園長 橋川 昌治

 ジリジリと照りつける太陽が眩しい季節になりました。
 連日の猛暑で花々もぐったりしている中、子ども達は冷たいプールにザブン!!と飛び込み、水しぶきをあげながらキャーキャーと元気一杯楽しんでいます。

 夏の水遊びはもちろんですが、一年を通してお外で遊ぶ事が大好きな子どもたち。
 幼稚園の園庭の真ん中には樹齢百年を超える楠木がドスンと立ち、その左右には樹齢八十年の桜の木が立っています。この三本の樹の葉っぱが生い茂り、まるで大きなパラソルのように真夏の強い日差しから子どもたちを守ってくれています。間もなくやって来る夏には沢山の蝉の抜け殻を見つけておそるおそる服につけて大騒ぎ! 春には桜の花びらをおままごとに使ったり、秋には色とりどりの葉っぱを拾って遊んだり、冬には根っこで冬眠している幼虫が出て来て驚いたり…樹は毎日子どもたちを大切に見守りながら季節ごとに姿をかえ、様々な気づきや遊びを提供してくれます。「さぁ、きょうはなにしてあそぶ?」