活動報告

●第1回 特別支援教育研究会【教育研究部】

 6 月3 日( 水)14 時半~ 17 時、69 園79 名(登録75 園85
名)の研究委員、5 名の実行委員の参加を得て第1回特別支援研究会がこどもみらい館第1研修室において行われました。初めに柳原研究担当副会長から特別支援教育の学びを通して良い保育者として成長して欲しいとの激励をいただき、続いて担当理事から今年度の研究方針や役割分担について説明がなされました。

その後、顧問の朝野浩先生(立命館大学教授)から「インシデント・プロセス法とともに」と題し、京私幼協版「個別の保育支援計画」と京都市の就学支援シートの活用についての講演をいただきました。その後、各グループに分かれ自己紹介の後、インシデントを用いた話し合いを行いました。

●第1回 特別支援教育 設置者・園長研修会【総 務 部】

 5月18 日(月)15 時30 分~ 17 時、こどもみらい館・4F・第一研修室で、標記研修会が行われ、76 園72 名の出席がありました。

 冒頭、植村義弘会長から、「4月20 日に平成27・28 年度の認定・対策委員会があり、昨年度から引き続きの委員と新委員を取り混ぜ、新たなスタートとなった」との挨拶がありました。

 次に、山羽副会長より平成27 年度補助金申請について「昨年度より、特に大きく変わった個所はないが、行動記録では、一日の行動を通して、困りの部分に対して、手立てを考えた時に、補助教員が必要であることを具体的に書いてほしい」と説明がありました。

 また、「くれぐれも個人情報なので取扱いに注意し、簡易書留または、持参が望ましい」とお願いされました。

 つづいて、柳原副会長より、個別相談について、「今年も朝野先生に回っていただけることになった。園全体で先生からのアドバイスを共有することが大切である。また、ひと月以内に報告書を一人につき一枚提出してほしい。」と説明がありました。

 ひきつづき、京都市教育委員会総合育成支援課の江川正一先生より「総合育成支援教育の状況
○京都市の総合育成支援教育
○「障がい」にかかわる現在の状況から
○「移行」に焦点を当ててという内容
でご講演していただいた。

●京都市私立幼稚園PTA連合会前期総会並びに第1回全市家庭教育セミナー【振興対策部】

日時:5 月19 日(火) 10 時~正午
場所:ホテルグランヴィア京都 3 F 源氏の間80 ヶ園428 名のご出席をいただきました。第1 部の

総会では、平成26 年度事業報告及び決算報告・監査報告及び平成27 年度の会長・副会長・会計・委員の紹介、顧問・参与の紹介、事業計画(案)・予算(案)、監事選出が行われご承認いただきました。

第2部の全市家庭教育セミナーでは、京都市長門川大作様と「未生流笹岡家元」笹岡隆甫様をパネラー
にお迎えして、平成25 年度PTA連合会会長柴田未知様コーディネーターのもとディスカッションが
行われました。パネラーお二人の幼少期の思い出や自らの子育て奮闘記をユーモア交え、大変楽しくお
話ししていただき、なかなか聞けない貴重でとても参考になる内容となりました。

●第19回 就職説明会【振興対策部】

 5月16 日(土)の午後2時より、京都産業会館5 Fコムスホールにおいて開催されました。同会場では、ブース参加園= 50 園、資料参加=7園、電源必要= 18 園のもと、参加大学数=〔養成~ 13、養成以外~ 16、合計~ 29〕、参加学生数=〔養成~ 204 名、養成校以外~ 32 名、合計~236 名〕の参加がありました(出席カードによる集計)。

 今年度より、年に2回の説明会(あとの一回は10 月24日を予定)を開くことになったため、初回としては例年に比して参加者はかなり減少気味でした。しかし今回は各園ともに私立幼稚園のもつ良さや特徴など、広報的な意味合いと人材確保を主眼としたPR活動に余念がなく、それに関心を深めていただくための見学会的な意味合いが込められておりました。これを弾みとして、秋の説明会時には、新卒学生の私立幼稚園への就職に繋がるようなステップを踏むよい機会になったと思われます。

●京私幼協会と養成大学との連絡協議会【振興対策部】

 4 月23 日(木)16 時―17 時、こどもみらい館において協会からは三役及び振興対策部担当理事の6 名、養成大学からは13 大学19 名の先生方の出席を得て、連絡協議会が催されました。

 まず、植村会長の挨拶に始まり、次いで小林副会長(振興対策部担当)より、
①学生向けポスターチラシの件、
②就職説明会(5 月16 日、10 月24 日)及び幼稚園ガイダンスの件、
③「私立幼稚園見学会・ボランティア募集の情報」の件、
④養成大学との交流懇談会(1 月26 日)の件、
⑤「新規採用教員研修会」依頼の件、
⑥大学附属私立高校の私立幼稚園での保育体験事業」

の件など、盛りだくさんの協議題についての説明とお願いがありました。これを受けて、大学からは、主に就職課又はキャリア―センターの先生方より、大学としての協力態勢や、受け入れ対策などのレスポンスがあり、今年度も双方の情報交換と緊密な協力関係を図っていくことが申し合わされました。

●京都市私立幼稚園PTA 連合会後期総会 並びに第2回全市家庭教育セミナー【振興対策部】

日時:2 月26 日(木) 10 時~ 12 時
場所:ホテルグランヴィア京都 3 F 源氏の間
内容:
83 ヶ園486 名の参加。第1 部では、ラジオDJの山本シュウ様に『子育てを楽しもう!レモンさんのビタミントーク』という演題にてご講演いただきました。子育ては「生きる力」をつけさすことであるといった内容や思春期を迎えた子どもとの接し方などはとても勉強になる内容でした。パワフルで楽しく、笑いあり、涙ありのあっという間の約1時間でした。第2 部総会においては、門川市長様からビデオレターをいただき、その後感謝状の贈呈及び各地区セミナーの報告が行われました。最後になりましたが、お忙しい中多くの皆様にご参加いただきましたことに深く感謝申し上げます。

●第2回 特別支援教育 設置者・園長研修会【総 務 部】

 2月18 日(水)15 時半~ 17 時、こどもみらい館・4F・第一研修室で、72 園76 名の出席のもと行われました。

 冒頭、植村義弘会長から、「今年度D 区分をはずした事で、まだまだ改善の余地はあるが、公平性を保てたのではないかと思う。」との挨拶がありました。

 次に山羽学天副会長より、平成26 年度補助金の申請・交付について、申請人数及び最終決定人数等の報告がありました。また、収支報告書について、書式変更の通知があり、交付決定園については、速やかに提出していただくよう重ねてお願いされました。

引き続きの特別支援教育研究会< B >グループの4年間にわたる研究のすえ、出来上がった、「保育支援計画作成」についての研究発表がありました。
 
「保育支援計画を作成することによって、その時々の的確なてだてを考える事が出来るので、記入していくのは大変ではあるが、実践して良かった。」との発表がありました。

●第8回 特別支援教育研究会B(臨時)【教育研究部】

 2月16 日( 月)15 時~ 17 時、こどもみらい館3階京私幼協事務局横研究資料室において、今期8回目となる臨時の特別支援教育研究会B が行われました。

 朝野浩先生のご指導の下、2 月18 日に予定されている研修会での発表に向けて配布資料を見直し、いくつか訂正を加えました。またまとめてきた発表内容を全員で聞き、意見を交わし合いました。

 この発表を機会に私立幼稚園での特別支援の内容が更に充実し、子どもたちの幸せにつながることを祈りながら会を終えました。

●第6回 指導者研究会【教育研究部】

 2月4日、からすま京都ホテルで開催。

 初めに、会長の植村先生より、「各園の園長先生は、期待を込めて先生方を送り出しておられたと思います。」と、激励の挨拶がありました。

 最終回の第6回は、第5回につづいて、各自の選んだ1冊の絵本の研究発表でした。考察する視点が各々違うので、発表を聞くだけで、絵本に対する捉え方が深まりました。

 今回は、監事の熊谷先生もお越しくださり、「リズムを大切に。そして大人が思っている以上にこどもは、絵本の短い時間に、想像力・集中力・感性の豊かさ・コミュニケーションなど働かせている。絵本を読んでいる時間を大切に。」とお話していただきました。

 柳原先生は、「こどもは動く映像に慣れている時代だからこそ、こどもの心を豊かに育てるための絵本はとても大切である。」との言葉で結ばれました。

 今後は、これまで取り組んできた絵本研究を園内や外部にどう広げていくか。各自学んできたことを園内にどう伝えて、対外的にどう広げていくかについて考えなければなりません。

●第6回 特別支援教育研究会A【教育研究部】

 1 月28日(水)14 時半~ 17 時、からすま京都ホテル2階双舞の間において、58 園64 名(登録68 園74 名)の参加を得て第6 回特別支援研究会Aが行われました。最初に朝野先生から子どもの実態把握の方法としてABC分析について、またプロファイルではなくポートフォリオとして子どもの姿を捉え、引き継いでいく大切さについて講演をいただきました。

その後、インシデントスタディの実習を行った9つのグループが発表を行い、朝野先生から講評をいただきました。植村会長、柳原副会長をはじめ、園長先生方も参加してくださり、一年の苦労をねぎらうと共に、一層の研鑽を続けていくよう励ましをいただきました。研究員の先生方を送り出してくださった各園の園長先生、ご参加くださった先生方、本当にありがとうございました。

今後とも、ご参加、ご協力をよろしくお願いいたします。