活動報告

●第5 回 特別支援教育研究会B [教育研究部]

 11月9日(水)14時半から17 時まで、こどもみらい館4階第2研修室において開催。講師は朝野 浩先生(特別支援教育研究会顧問)。対面参加は8 園8 名。インシデントスタディー実習も4回目となり、参加園全ての先生が「自園の困りについての発題者」の経験を致しました。今回は特に、就学に向けてできる事をたくさん見つけること、小学校に上がるまでに獲得させたい言語・コミュニケーション力など、発達の状態を掴んだ上で、どういう手立てが考えられるのか?目と手の協働・集中力があるかなど見極め、その練習を積み上げていくことも大切になってくるということを学びました。

●第5 回 特別支援教育研究会A [教育研究部]

11月9日( 水)14時半から17時(ビデオ配信・11 月23日~ 12 月9 日)まで、こどもみらい館4 階第1 研修室において開催。講師は中東朋子先生( 京都教育大学特任教授)。
対面参加は33 園、37 名、ビデオ配信にて参加予定は20園、24名。「支援をステップアップするために」と題して、中東先生から「ABC 分析」を活用して支援を考える機会が与
えられました。保育の現場で起こることの多い園児の問題行動を想定し、その原因を各自が考えます。その後3・4人のグループで各自の考えを持ち寄り、それを発表しあうことで視野を広め、問題行動への対応について考えました。

その後、中東先生から問題行動の原因がいくつか示され、その問題行動を解決するための支援方法が示されました。

●第1回 指導者研究会A [教育研究部]

 10月27日(木)15時~ 17時までこどもみらい館4F 第2 研究室において、講師の京都大学大学院教授 大倉得史先生によるエピソード検討会「子どもと保育者の信頼関係の深まり」をテーマとして開催する。参加者は8 名の先生。はじめに大倉先生からエピソード検討会の目標や進め方を教示頂き、2 か園の先生のエピソードをそれぞれ提示してもらった。エピソードから発達や性格、場面や心情について参加者からの質問や感想を交わしていった。検討しながら大倉先生のご助言やご講評から子どもと先生の信頼関係の構築を基盤にして人間関係や子どもが世界を広げ成長していく心の動きや育ちを捉えていくことが出来た。また、日々の保育実践の中に育ちをはぐくむ意味と保育者自身の思いを改めて感じ取ることが出来、次回の検討会に期待を持ち終了した。

●第4回 特別支援教育研究会B [教育研究部]

 10月5日(水)14時半から17時まで、こどもみらい館4F 第2 研修室において「インシデントスタディー実習」をテーマとして開催。講師は朝野 浩(特別支援研教育究会顧問)先生。参加は7 園7 名であった。「インシデントスタディー実習」は、ケース報告者・司会者・参加者に分
かれてのスタディーである。ついついケース報告を長々と言い過ぎてしまったり、司会を忘れて聞きいってしまったり、自分だけの興味関心だけで質問してしまったり・・・と、3 回目の実習だったが「又、長く話し過ぎてしまった。」との言葉が漏れることもある。質問する人は「when」「where」「how」「what」「who」「why」など、解決を引き出す様な質問をする事が大切だと朝野先生から指導していただいた。自園でも、子どもの困りが見えてくるように、学びを生かしてインシデントスタディーを活用していきたい。

●第4回 特別支援教育研究会A [教育研究部]

10月5日(水)14時半から17時(ビデオ配信・10月19日~ 11月2日)まで、こどもみらい館4F 第1 研修室において開催。講師は中東朋子(京都教育大学特任教授)先生。
対面での参加は27 園、29 名、ビデオ配信にて参加予定は32園、34名。A グループ第4 回目の研修は「様々な障がいとその支援」と題して、中東先生から個々の「障がい」の特徴について概論的に学びました。障がいの中でも特に「ダウン症候群」「脳性まひ等肢体不自由を伴う障がい」「自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)」について、先生からのお話と共に専門のDVD 教材を視聴しつつ学びを深めました。一口に「障がい」と言っても当然ながら多種多様で個人差が大きいこと、それぞれの特徴を「正しく知る」ことによって、より良い保育を行えることを改めて知らされました。よき学びが与えられたことを心より感謝いたします。

●特色ある幼稚園教育• 特別支援教育 第2回 設置者・園長研修会【総務部・教育研究部 報告】

 2月21日(月)14時半から17時迄、ホテルグランヴィア京都5F 古今の間において会場参加とオンライン配信を併用する形で行われました。

初めに、京都市児童館連盟事務局主任厚生員統合育成担当の岡崎達也先生より「気になる子について、就学に向けて気を付けるポイント」と題してご講演をいただきました。時間を感じさせないような内容の深い、有意義なお話でした。

その後、幼保総合支援室上今健史私立幼稚園振興係長から行政報告があり、非常に厳しい京都市の状況をお聞きし、その中で補助金の適切な執行のための規定の変更についてのお話がありました。続いて、各担当副会長より特色ある幼稚園教育推進事業補助金・特別支援教育振興補助金の報告について説明がありました。

特に特色ある幼稚園教育推進事業の報告に関しては「変更事項などが多いので、各園におかれましては注意をお願いしたい」との説明がありました。

●第6回 特別支援教育研究会A(Zoom 研修)【教育研究部 報告】

  2月3日(木)午後3時から5時迄、59ヵ園66名の出席を得、京都教育大学客員教授中東朋子先生を講師にお迎えして行いました。今年度の最終回は「支援をステップアップするために」と題して中東先生からお話を伺いました。

ABC 分析の活用、こどもと良い関係を築くことの重要性、保育現場におけるユニバーサルデザインの推進等、実際の保育における重要な事柄を示してくださり、大いに参考になりました。

また、中東先生のお話の後、5 ~ 6 人の10 グループに分かれて約20 分間、各園における支援の取組について共有し、ここでも各事例を聞く中で、学ぶことができたと感じます。

中東先生にはこの1 年間、4 回にわたってお話を聞かせていただき、参加者も大いに学ぶことができました。

各園がさらに良い保育を推進していくことができるはずです。中東先生のお働きに心から感謝いたします。

●市P連後期総会並びに第2回全市家庭教育 セミナー(ライブ配信)【振興対策部 報告】

 2月18日(金)10時から12時15分迄、ホテルグランィア京都3F 源氏の間において開催。
各ご家庭にはライブで配信しました。第1部の総会では、本年度御尽力頂きましたPTAの皆様に感謝状が贈られました。

第2部の第2回全市家庭教育セミナーでは、京都市動物園園長坂本英房氏に「動物園で学ぶSDGs」と題してご講演を頂きました。

種を保存する取組、環境リサイクルを、まさしく持続可能なシステムを作り実践されている姿を通して、個を大切にする事こそが全体を守る事であると共に、地域を巻き込む私立幼稚園のあるべき姿を示して頂いたと思います。

●第5回 指導者研究会A(Zoom 研修)【教育研究部 報告】

2月16日(水)15 時から17 時まで、12 ヵ園13 名の出席を得て行いました。講師は京都大学大学院教授の大倉得史先生で「『私は私』と『私は私たち』の折り合いをつける」というテーマで2ヵ園のエピソード記述から研修を致しま
した。

幼稚園の集団生活の中で『私』の思いと『私たち』のお思いをその子どもなりにどのように折り合いをつけて集団のなかで育っていこうとしているのか。

エピソードから家庭の背景や保護者との関係や担任との会話などから子どもの心の内を探り「私たち」の方へと導く担任の思いや願いと重ねながら成長していく子どもたち。

大倉先生の感想やご助言により子どもの心を育てる保育者の役割の難しさと重責を改めて感じた研修となりました。

●第2回 特別支援教育研究会A・B 合同(ビデオ研修)【教育研究部 報告】

日時:7月13日~ 8月20日公開
講師:朝野 浩先生(特別支援教育研究会顧問)
参加:64ヵ園84名

 「身近なさまざまな障がいの理解」「こどもの実態把握と手立ての発見」の2 本立てで、朝野 浩先生の講義を聴きました。2 つのお話を通して、一人ひとりの個性は違うということを改めて覚え、一人ひとりに最適な接し方があること、状況に応じて臨機応変に・しかし常に「芯」をもって備え、一人ひとりを大切にするべきことを感じさせられました。聴講した先生方のレポートを読むと、皆さん深い学びが出来、今後の保育に生かそうという思いが伝わってきました。さらに学びが深化して、各園でより良い実践ができるようになる手ごたえを感じた研修でした。朝野先生のお働きに感謝いたします。