活動報告

新規採用教員研修会[第4・5・6 回 夏期研修会](平成25年7月22日 ~ 24日)

場 所  京都府立ゼミナールハウス・京都府立北桑田高校
日 時  平成25 年 7 月22 日(月)~ 24 日(水)

担当理事 芳賀惠子 深澤素子

 平成25 年度『第4・5・6回新規採用教員研修会』が7 月22 日から24 日まで京都府ゼミナールハウスと北桑田高校を会場とし150 名の受講生に加え運営委員、スタッ合わせて190 余によって行われました。

◇第一日目

 開会式…京都府文化環境部稲垣勝彦文教課長、藤本理事長のご挨拶の後、研修のねらいを再確認しました。

実技研修Ⅰ 中橋美穂先生(大阪教育大学教育学部)

 6 月の第3 回新採研に続き、「子どもの遊ぶ姿からみえてくるもの」の講義を受けました。その後班ごとに分かれ、宿題として持ち寄った「子どもの内面の読み取りと保育者のかかわり」記述シートを各自発表しました。その後、保育者のかかわりを多角的にとらえられるように、班のメンバーから付箋に意見を書いていただき、その意見をもとに自分なりの振り返りをまとめ発表しました。最後に中橋先生から、子どもの遊ぶ姿を観察し言葉を拾い上げることにより、どのように子どもに寄り添っていくことが大切のかをイメージしていくことの重要さを教えていただきました。

・手品講習

事務局長中村浩三先生から、手品の実技講習をしていただきました。簡単で、しかも一瞬にして子どもの心を掴むことが出来る手品を教えていただきました。

・キャンプファイヤー講義

キャンプファイヤーの歴史・意義にについて安井幼稚園の藤田先生からお話をしていただきました。その後、班の出し物をくじ引きで決め、簡単な打ち合わせをしました。

429_01 429_02
429_03

◇第二日目

 朝の集い フィールドビンゴ
 「自然環境の中で様々のものに目を向けよう」をテーマにフィールドビンゴを行いました朝の澄んだ空気の中、自然に恵まれたゼミナールハウスの中を散策し、班ごとに自然の中の色探しをしました。

・チームビルディング

  今年度も茶原忠督先生に「チームとして活動をするとき、視点を変えて物事を見ることの大切さ、伝えることの難しさ」など目的達成のために必要なことを体験を通して教えていただきました。また「成功体験を味わうことによって生まれる達成感や次の活動・意欲につなげる振り返り」を仲間と共有することが出来ました。午前中はゼミナールハウスに自然の広場、午後は北桑田高校の体育館をお借りして実施しました。

・キャンプファイヤー

 文教課の先生、茶原先生, 理事長、三役理事、運営委員の先生方の熱演によるオープニングで、キャンプファイヤーが始まりました。班発表は「ダンス、ゲーム、劇、楽器」の中からくじ引きで決まった演目でしたが、各班協力して個性あふれる作品を発表してくださいました。キャンプファイヤーでは「believe in yourself」を合言葉に自分を、仲間を信じて進んでいくことを確かめ合いました。炎が下火になっていく中、「信」の文字が暗闇に浮かび上がりました。自分へのメッセージが、牛乳パックでつくったキャンドルホルダーに照らし出された道を歩きながら帰路に着きました。感慨深い時間を共有することが出来ました。

429_04429_05429_06429_07429_08429_09

◇第三日目

朝の集い フラダンス

 運営委員の先生の指導のもと、フラダンスを踊りました。フラダンスは言葉のもつ意味を身体で表現をすることを基本とします。今回は園児向けに海の生き物を表現しました。前日に自分達で作ったコサージュを髪につけたり手首に巻いて、ひと時ハワイアンな気分を味わいました。

・ワールドカフェ

 “カフェ”にいるようなリラックスした雰囲気のなか、参加者が少人数に分かれたテーブルで自由に対話を行い、と
きどき他のテーブルとメンバーをシャッフルしながら話し合いを発展させていくワールドカフェを行いました。受講生
は「先生になってよかったと思った瞬間」と「一年後どんな大人になっているか」をテーマに対話を重ね、付箋にはっ
ていきました。1 年目ならではの思いを共有できた様子も見られました。講師はチームビルディングに引き続き茶原先
生でした。

・人権学習 「身近なことから考える人権」

 文教課北村章子先生に「人権」とはなにか。私たちが普段生活している中でもたくさんの課題があり、小さなことからでも見直していけることがたくさんあるということ、また、私たち保育者が子どもたちの健やかな成長を願い安全で幸せな園生活を送れるようにすることが何より大切なことだということをお話いただきました。わかりやすく漫画で描かれた事例や自分で出来るワークシートを資料としてご準備いただき、研修が終わってからでも活用できるものがたくさんありました。

・閉会式

 文教課小寺泰二副課長、長澤宗一連盟副理事長にご挨拶をいただきました。

 各幼稚園の設置者、園長先生、現場の先生の新規採用教員研修会へのご理解ご協力に感謝申し上げます。また、受講生、運営委員の応援や激励にお越しくださった協会・連盟理事の先生、園長先生に心より御礼申し上げます。
 最後になりましたが、準備段階から、担当理事を支えて、夏期研修会を作り上げてくださった、運営委員のみなさまに深く感謝いたします。ありがとうございました。
429_10429_11
429_12

府下設置者・園長研修会 (平成25年5月24日 ~ 25日) 

 5月24日(金)~25日(土)、洛西ニュータウンのエミナースを会場に府下設置者・園長研修会を開催しました。

 研修では、藤本明弘理事長に今までの子ども子育て関連三法の成立に至る経緯と京私幼や全日の動きを語って頂きました。今までの経緯を踏まえて、全日本私立幼稚園幼児教育研究機構理事長の田中雅道先生が、当日に午前にあった東京での会合を踏まえて、現在の子ども子育て関連三法に関するわたしたち幼稚園、特に京都の幼稚園が向かう方向を話していただきました。田中先生の話では、次の事がわたしたちの心に響きました。認定こども園に保育園の大半が入らず、私立幼稚園が参加しないなら、この法律が空洞化してゆくかもしれない。その可能性もでてきた中で、幼児教育の無償化を通して、従来型の幼稚園での歩みも視野に入ってきたというのは心強く聞きました。

 懇親会では、西山短大の声楽の指導者である島袋章さんの歌を最初に聴き、心洗われた後、美味しい食事を頂きました。また、マジックを府下の先生や事務局長にしていただき、楽しいひと時を持つことが出来ました。

 翌日には、西山の光明寺を見学しました。大受戒と、管長が変ると必ず行われる儀式で全国から参拝客があり、受戎の講話のお話も聞くことが出来、興味深いものがありました。その後、小倉山荘で美味しい抹茶を頂き、園長さん方と別れを惜しみました。

 多くの方々からのご協力で無事に研修会を終えることが出来て、大変感謝です。ご来賓並びに連盟役員をはじめ各諸先生方に乙訓地区園長会一同、心よりお礼申し上げます。

乙訓地区会長 宮地健一

  

1307_12 1307_14

第45回両丹地区園児大会 (平成25年5月29日) 

 「世界中の子ども達が♪」の歌で元気よく園児大会がはじまりました。

本大会は当初の開催予定日が葵祭と重なったため、5月の最終水曜日に変更になりました。前日に近畿地方が梅雨入りをして天候を心配していましたが、舞鶴市では昨日までの雨が降りやんで晴天に恵まれたさわやかな日となりました。

 園児大会には山田知事や金谷中丹広域振興局長、稲垣文教課長はじめ文教課の皆様、地元舞鶴からは多々見市長、佐藤教育長、小関市議会議長また岡本、池田、井上各府議会議員の先生方にもご列席いただきました。また、藤本理事長や三役、監事、担当理事、事務局長の先生には反省会までのご参加厚く御礼申し上げます。園児520人、教職員その他250人、保護者900人の計1,620人が集いました。

 「ぼくらは小さなかいぞくだ」をテーマにして、体操、かけっこ、仲間集め、玉投げ、うたと年長児のこどもたちが約1時間会場を縦横無尽に駆け回りました。特に、かけっこでは山田知事や来賓の皆様にも参加していただき激励してもらいました。また京都府広報監の「まゆまろ」は体操の実技指導や子どもたちとの触れ合いと大活躍でした。二階席からも保護者が温かく見守るというまさに「こどもがまんなか」を体現した園児大会となりました。

 京都府幼稚園連盟70周年記念の園児大会において、みんなで大きな笑顔がつくれたこと、楽しめたことに、今回関わっていただいたすべての皆様に感謝申し上げます。

三鶴幼稚園園長 岩江吾郎

  

1307_10 1307_11

口丹地区園児大会 (平成25年5月22日) 

 第36回口丹地区私立幼稚園園児大会が5月22日(水)に亀岡市民体育館で行われました。山田知事をはじめ多数の主催者の方々、連盟からも藤本理事長先生をはじめ多数の先生方がお越し下さいました。来賓には亀岡市長をはじめ南丹市長、京丹波町長、府議の先生、教育長の先生方がお越し下さいました。

 本年度は連盟70周年記念のセレモニーを冒頭に行い、まゆまろちゃんのかけ声でバルーンを上げました。

 各園の5歳児293名の園児もそれぞれ「いぬ」「りす」「ぱんだ」「うさぎ」の各グループに分かれ交流を深めました。

 団体競技の「ひっぱれ!マット」では山田知事様、来賓の方々、藤本理事長先生並びに、連盟の先生方に参加していただき盛り上げていただきました。園児たちは、元気いっぱいにマットを取り合い歓声に包まれました。

 フォークダンス「夢をかなえてドラえもん」では小寺副課長や北村主査、連盟の先生方にも急遽参加いただきました。ふれ合い遊び「君たち今日からともだちだ」では他園のお友だちとタッチをし、グループを作りバッチの交換をしました。バッチの交換の時には、幼稚園と自分の名前を言って、握手をしたり仲良くなれました。最後にアトラクション「ももたろう」を見てとても楽しい園児大会を終了しました。

 最後になりましたが、文教課の皆様、藤本理事長先生をはじめ連盟役員の皆様のご支援により大会を盛大にすることができました。心よりお礼申し上げます。

 なお、翌日の京都新聞地域版には亀岡市長が「ひっぱれ!マット」に参加していただいている写真が掲載されました。

ひかり幼稚園園長 大橋弘典

  

1307_08 1307_09

京都府私立幼稚園連盟創立70周年記念 「第52回中央園児大会」

 京都府私立幼稚園連盟創立70周年である今年度の中央園児大会は、第52回目を数える記念大会として、去る5月9日に暑いくらいの晴天の下、京都府立植物園を会場として行われました。山田啓二京都府知事様のご臨席を賜り、園児・保護者・教職員総勢約3,500名という参加をいただき、盛大に開催されました。

 大会のテーマは、『こどもがまんなか』~集まれ!みんなの輝く笑顔~と題し、前半はオリエンテーリングやフィールドビンゴ、そしてアスレチックゲームとして「オセロリレー」「動物パズル」「アスレチック」などで遊んでいただき、後半のセレモニーでは式典と70周年を全面に出したアトラクションで楽しんでいただきました。

 フィールドビンゴでは、最後に知事さんにもジャンケンに参加していただき、園児の皆さんも大喜びでした。アスレチックでは、沢山の園児さんが並んで順番を待たなければならないほど盛況で、特に「オセロリレー」が一番人気だったようです。

 セレモニーについては、運営委員の先生によるバンド演奏に始まり、楽しい雰囲気の中、式典が始まりました。その中で各園の園児の皆さんに作っていただいたお花を素に製作した「バースデーケーキ」を知事さんにお渡ししました。ちょっとしたハプニングもありましたが、それもご愛敬…。大変気に入っていただいたようで、知事室に飾っていただけるとの事です。また、アトラクションでは妖精たちやきぐるみのパンダ、ウサギが登場して、知事と連盟理事長・副理事長も手助けをいただいて、会場の園児の皆さんと一体になって、大きな声で歌を歌ったりして、おおいに盛り上がり楽しむことができました。

 会期中は大きな事故もなく、滞りなく大会を終える事が出来ました。文教課・植物園の皆様、連盟・協会役員の皆様、運営委員・実行委員の先生方に多大なご尽力いただいき、心よりお礼申しあげます。また、ご協力をいただいた各園の先生方も本当に、ありがとうございました。

 次回大会も皆さんに楽しんでいただける園児大会となるよう、努めてまいりたいと思っております。

(園児大会担当理事予定 岩江吾郎 浅井健史)

  

1307_02 1307_03
1307_04 1307_05
1307_06 1307_07

平成25年度  研究総会

 平成25年4月13日、早朝、淡路島で震度6弱 JR西日本・私鉄各社各線で運転を見合わせるとの衝撃のニュースが飛び込み、舞鶴・福知山・亀岡・城陽・八幡各方面の先生方に心を寄せました。
地震の影響と講師の先生を確認しながら、年度初めの研究総会が大谷大学講堂にて、98園、663名の参加者を迎え「夢と希望」が進行しました。
 初めに、藤本明弘理事長の挨拶で「未来を支える人材の育成が最重要課題です。将来の日本のために、京私幼連盟の皆様が一枚岩となり『保育の質』を大切にしながら子どもの立場から物事を発想する社会の実現を目指しましょう」と明日の日本を担う幼児教育の取り組みを話されました。次に、来賓・各地区研究担当者・連盟役員・研究担当理事の紹介があり、長澤宗一研究担当副理事長予定者より平成25年度研究方針説明がありました。
 講演は島根大学副学長 肥後功一先生が「児童期の学びを支える幼児教育~心の土台をどう作るのか~」と題して 絵本を読んでくださったり、「トトロ」などのアニメが話されたり、参加者一同が最後まで感動を覚えながら学びの時間を過ごしました。

文責 福田義明

1306_03 1306_04

  

平成25年度 第1回新規採用教員研修会

担当理事予定 芳賀惠子 深澤素子

 本年度新規採用教員登録者174名を迎え4月2日に研修会開会式並びに、第1回研修会を、ハートピア京都(京都府総合社会福祉会館)において出席者163名をもって開催しました。はじめに、松井明恵先生、松本さちこ先生による歌唱指導を受け文教課、稲垣勝彦課長と藤本明弘理事長の主催者挨拶により、開会式を挙行しました。
 今年度の新採研は『駆け出そう、子どもと共に~子どもに愛され共に成長していける先生になってほしい~かかわりの中で育ちあう~』をテーマに掲げさせていただきました。
 第1部は文京学院大学の平山許恵先生から、「子どもとともに 幼稚園教諭の役割」と題し、幼稚園教諭の心得、また社会人としての自覚やマナーをしっかりとお教えいただきました。
 第2部は藤本明弘嵯峨幼稚園園長、川名マミ菊の花幼稚園長先生が、大切な子どもをお預かりするうえでの子どもの育ちについてDVDを見ながらお話をしてくださいました。 そのご講演をもとに4~5名のグループに分かれ、グループワーク(ブレーンストーミング)を行いました。また、先輩のお二人の先生からは『先生になってよかった!子どもや保護者の笑顔に励まされた』という経験を力強く語ってくださいました。
 この日を幼稚園教諭の第一歩として心に残る日となり、自分の振り返りや、保育の原点に戻ったときの意欲や新たな挑戦への刺激となることを願っています。
 29名運営委員の先生を中心に意義深い研修となるよう努力してまいりますので、各園の設置者、園長先生にはご理解、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
1306_01 1306_02

  

平成24年度京私幼PTA連合会総会・研修会開催

副理事長 長澤宗一

 2月19日(火),ホテルグランヴィア京都にて,平成24年度京私幼PTA連合会期末総会と研修会が開催され,712名の方々が参加されました。

 宇治川博美平成24年度京都府私立幼稚園PTA連合会会長,続いて藤本理事長より開会の挨拶の後,京都府副知事山内修一様,京都府私立幼稚園教育振興議員連盟会長の渡辺邦子様にご祝辞をいただきました。さらに,昨年の衆議院選挙にて当選された国会議員の先生方,府会議員の皆様をはじめ多くの方々をお迎えし開会行事を行いました。

 総会では,平成24年度の事業報告,平成24年度中間決算報告,平成24年度中間監査報告などの議案がすべて承認されました。宇治川会長をはじめ平成24年度のPTA三役・役員の方々に感謝いたします。1年間本当にありがとうございました。

 続いて行われた研修会では,NPO法人あそび環境Museumアフタフ・バーバン北島尚志先生をお招きし,「未来のいのちを育むあそびの世界」と題してご講演いただきました。

 子どもを取り巻く問題を熱く語っていただきました。「禁止に囲まれていること」「すぐ答えの出るスイッチのこと」「おもしろさの消費のこと」についてお話を聞きながら,楽しさを子ども達が作っていくことの大切さを実感しました。そしてこの時期に,子どもの時間を十分に生きること,そこに大人も寄り添い,共に生きる必要性を話されたのが印象的でした。

 多数のご参加ありがとうございました。

  

第50回京都府私立幼稚園かいが展

担当理事 豊田 和彦、菅原 好章

 第50回京都府私立幼稚園かいが展は、平成25年1月31日から5日までの会期で、京都高島屋グランドホ-ルで開催されましたが、会期中には、山田啓二京都府知事をはじめ15,000名近くの大勢の来場者があり、大変会場内が賑わいました。

 今回のかいが展のテーマは『こどもがまんなか ―はばたこう輝く未来へ―』とし、「園児の絵画」は総数1,157点の力作が集まり、「地区コーナー」ではそれぞれのテーマに添った作品が展示され、地区ごとの力の結集が感じられ、見ていて楽しいものばかりでした。

 入口では代表的な絵本の世界を表現したり、園児たちのかわいい笑顔の画像を映し出したりし、「幼稚園の紹介コーナー」ではフォトフレームを使用して、各園の紹介写真を3枚ずつ見ていただきました。また、土曜日と日曜日に特設ステージで行われた「お楽しみ会」や「こどもがまんなかコンサート」では、楽しい音楽の演奏の他、パネルシアターや手品などもあり、大変盛り上がりました。

 平日には様々な角度から子供たちを中心に考えるテーマで「おかあさんのためのミニ講座」を4講座開き、運営委員の先生による「絵本の読み聞かせ」も行いました。そこでは、絵本の読み聞かせのみならずパネルシアターや手遊びまで披露していただき、喝采の拍手や声援を見物の子供たちからいただきました。

 「制作コーナー」におきましては、自身の未来や将来の夢などをメッセージカードに書き、所狭しとボードに貼って楽しんでいただきました。

 今回かいが展が50回目の節目にあたり、「記念ステージ」の参加を呼びかけたところ、9ヶ園の申込があり、多数の保護者が見守る中、歌やオペレッタなどの発表をしていただけました。

 来年度に連盟が創立70周年を迎えるにあたり、その歴史を振り返る「連盟70周年記念コーナー」を多数の園の協力のもと設置いたしました。年表や懐かしい写真、貴重な展示物等を、興味を持って見ていただく事が出来ました。

 最後になりましたが、6日間の会期を無事終える事が出来ました事は、ひとえに皆様方の格別のご理解をいただき、各委員の先生方を中心に事前の準備から会期中のお手伝いまでのご協力のお蔭と思い、役員一同心より感謝し、厚くお礼申しあげます。

 今後も子供たちの思いの込められたかいが展にしていきたいと考えておりますので、引き続きご指導いただきますようお願い申しあげます。


平成24年度 第10回新規採用教員研修会・修了証交付式

担当理事 松永昌子、大橋弘典

 平成25年1月23日(水)京都私学会館地階大会議室において、最終の研修会が開催されました。
 今回の研修は全日本私立幼稚園幼児教育研究機構理事長 田中雅道先生から、「保育者として 子どもへのかかわりと言葉がけ」というテーマで、お話しをうかがいました。
 内容は、こどもは幼稚園でただ楽しく遊んできたと思っていても、先生は、遊びの中でこども達が成長していけるように、発達段階に合った準備をして待つ事が大切であり、泣いて登園してきたこどもが「この先生の傍にいるとちょっと楽しいかな」と思えるようになる為に、こどもひとりひとりの育ちに合わせての言葉がけや、かかわりが持てるように努力するなど、いろいろな事例をあげ、具体的な教師の姿を示して下さいました。

 引き続き研修課程修了証交付式が開催され、京都府文化環境部文教課稲垣勝彦課長から、中井敏宏文化環境部長名の修了証書が授与され、代表してみのり幼稚園 德村佳代先生が受領されました。
 その後、各受講者が班に分かれて、運営委員とともに新採研の振り返りを行い、ひとりひとりの思いを1分間スピーチで伝え合った後、一年を映像で振り返り、今年度の研修を終えました。

年度当初84ヵ園159名の新採教員の登録がありましたが、最終的には82ヵ園151名の登録で、77ヵ園132名に修了証が交付されました。