聖三一幼稚園 谷口 仁望

あるひ、ぼうやは、わゴムがどのくらいのびるかためしてみることにしました。
わゴムのはしをベッドの枠にひっかけて部屋の外へ出てみるぼうや。
次々とのりものに乗って出かけ、海を越えてよその国へ行き、最後は月までとんで行きます。どこまで続くのだろう? わゴムはちぎれないのかな? ページをめくるたびにドキドキハラハラ!! ぼうやと一緒に旅に出たわゴムの運命は!? みなさんも一緒に冒険に出たつもりで読んでみてください。
これを読んだ後、わゴムを手にとって、伸ばしてみたくなるはずです!
とうりん幼稚園 宇佐美有香

このトンネルをくぐると、なぜかいろんなものが“へんしん”しちゃうんです。その名も「へんしんトンネル」。かっぱが「かっぱかっぱ…」とつぶやきながらトンネルをくぐると、「ぱっかぱっか…」馬になって出てきます。とけいがトンネルをくぐると…けいとに。ページをめくるたび、次は何に“へんしん”するのかな?とワクワク! この本を読んだ後は“へんしん”する言葉をさがしたくなります。言葉のおもしろさ、楽しさを味わえる1冊です。
ひまわり幼稚園 山口 真智子

「ごはんを食べさせておいてね」。妹の面倒を頼まれたお兄ちゃん。でも妹は好き嫌いがたくさん。今日も「絶対食べないもんね」。さて、お兄ちゃんは無事に食べさせることができるのでしょうか?
二人のやり取りが何とも微笑ましく、苦手なことも発想の転換で楽しくなることに気付かせてくれる1冊です。普段つい口うるさく言ってしまいそうなことも、お互いに楽しめる『子育てのヒント』も隠されているのではないでしょうか。