活動報告

●第4回 特別支援教育研究会A [教育研究部]

10月5日(水)14時半から17時(ビデオ配信・10月19日~ 11月2日)まで、こどもみらい館4F 第1 研修室において開催。講師は中東朋子(京都教育大学特任教授)先生。
対面での参加は27 園、29 名、ビデオ配信にて参加予定は32園、34名。A グループ第4 回目の研修は「様々な障がいとその支援」と題して、中東先生から個々の「障がい」の特徴について概論的に学びました。障がいの中でも特に「ダウン症候群」「脳性まひ等肢体不自由を伴う障がい」「自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)」について、先生からのお話と共に専門のDVD 教材を視聴しつつ学びを深めました。一口に「障がい」と言っても当然ながら多種多様で個人差が大きいこと、それぞれの特徴を「正しく知る」ことによって、より良い保育を行えることを改めて知らされました。よき学びが与えられたことを心より感謝いたします。

●特色ある幼稚園教育• 特別支援教育 第2回 設置者・園長研修会【総務部・教育研究部 報告】

 2月21日(月)14時半から17時迄、ホテルグランヴィア京都5F 古今の間において会場参加とオンライン配信を併用する形で行われました。

初めに、京都市児童館連盟事務局主任厚生員統合育成担当の岡崎達也先生より「気になる子について、就学に向けて気を付けるポイント」と題してご講演をいただきました。時間を感じさせないような内容の深い、有意義なお話でした。

その後、幼保総合支援室上今健史私立幼稚園振興係長から行政報告があり、非常に厳しい京都市の状況をお聞きし、その中で補助金の適切な執行のための規定の変更についてのお話がありました。続いて、各担当副会長より特色ある幼稚園教育推進事業補助金・特別支援教育振興補助金の報告について説明がありました。

特に特色ある幼稚園教育推進事業の報告に関しては「変更事項などが多いので、各園におかれましては注意をお願いしたい」との説明がありました。

●第6回 特別支援教育研究会A(Zoom 研修)【教育研究部 報告】

  2月3日(木)午後3時から5時迄、59ヵ園66名の出席を得、京都教育大学客員教授中東朋子先生を講師にお迎えして行いました。今年度の最終回は「支援をステップアップするために」と題して中東先生からお話を伺いました。

ABC 分析の活用、こどもと良い関係を築くことの重要性、保育現場におけるユニバーサルデザインの推進等、実際の保育における重要な事柄を示してくださり、大いに参考になりました。

また、中東先生のお話の後、5 ~ 6 人の10 グループに分かれて約20 分間、各園における支援の取組について共有し、ここでも各事例を聞く中で、学ぶことができたと感じます。

中東先生にはこの1 年間、4 回にわたってお話を聞かせていただき、参加者も大いに学ぶことができました。

各園がさらに良い保育を推進していくことができるはずです。中東先生のお働きに心から感謝いたします。

●市P連後期総会並びに第2回全市家庭教育 セミナー(ライブ配信)【振興対策部 報告】

 2月18日(金)10時から12時15分迄、ホテルグランィア京都3F 源氏の間において開催。
各ご家庭にはライブで配信しました。第1部の総会では、本年度御尽力頂きましたPTAの皆様に感謝状が贈られました。

第2部の第2回全市家庭教育セミナーでは、京都市動物園園長坂本英房氏に「動物園で学ぶSDGs」と題してご講演を頂きました。

種を保存する取組、環境リサイクルを、まさしく持続可能なシステムを作り実践されている姿を通して、個を大切にする事こそが全体を守る事であると共に、地域を巻き込む私立幼稚園のあるべき姿を示して頂いたと思います。

●第5回 指導者研究会A(Zoom 研修)【教育研究部 報告】

2月16日(水)15 時から17 時まで、12 ヵ園13 名の出席を得て行いました。講師は京都大学大学院教授の大倉得史先生で「『私は私』と『私は私たち』の折り合いをつける」というテーマで2ヵ園のエピソード記述から研修を致しま
した。

幼稚園の集団生活の中で『私』の思いと『私たち』のお思いをその子どもなりにどのように折り合いをつけて集団のなかで育っていこうとしているのか。

エピソードから家庭の背景や保護者との関係や担任との会話などから子どもの心の内を探り「私たち」の方へと導く担任の思いや願いと重ねながら成長していく子どもたち。

大倉先生の感想やご助言により子どもの心を育てる保育者の役割の難しさと重責を改めて感じた研修となりました。

●第2回 特別支援教育研究会A・B 合同(ビデオ研修)【教育研究部 報告】

日時:7月13日~ 8月20日公開
講師:朝野 浩先生(特別支援教育研究会顧問)
参加:64ヵ園84名

 「身近なさまざまな障がいの理解」「こどもの実態把握と手立ての発見」の2 本立てで、朝野 浩先生の講義を聴きました。2 つのお話を通して、一人ひとりの個性は違うということを改めて覚え、一人ひとりに最適な接し方があること、状況に応じて臨機応変に・しかし常に「芯」をもって備え、一人ひとりを大切にするべきことを感じさせられました。聴講した先生方のレポートを読むと、皆さん深い学びが出来、今後の保育に生かそうという思いが伝わってきました。さらに学びが深化して、各園でより良い実践ができるようになる手ごたえを感じた研修でした。朝野先生のお働きに感謝いたします。

●第1回 特別支援教育研究会A・B 合同(ビデオ研修)【教育研究部 報告】

日時:6月23日~ 7月31日公開
講師:朝野 浩先生(特別支援教育研究会顧問)
参加:64ヵ園84名

 「特別支援教育とは、何をすることなのか」と題して、朝野 浩先生の講義を聴きました。朝野先生の長年にわたる現場の経験から、特別支援教育の根本を改めて知ることができました。先生方のレポートを読むと、皆さん困っているこどもに寄り添い、必要な手立てを惜しまないことの大切さを感じられたようです。常に学びつつ、その学びを保育の現場で実践することが保育者には求められています。
これからもこの研究会を通して先生方が成長し、より良い特別支援教育を各園が推進していけるよう願うものです。

●第31回私立幼稚園フェア&就職説明会【振興対策部 報告】

日時:6月27日(日)9時半~ 12時
会場:リーガロイヤルホテル京都 2 階 春秋の間
参加:69 幼稚園(ブース参加 67 園・資料参加:2園)来場者208 名

 コロナ禍にも関わらず、たくさんの学生が参加してくれました。また保育園の就職フェアと同日であったため、来場者数の減少を心配しておりましたが、相乗効果となったのか、開始直前には50 名以上の行列ができ、最終的には200名以上の学生が集まり、賑やかな会になりました。
最後のクオカードの抽選会も多数の学生が参加してくれ、当たった学生が歓声を上げ、満面の笑みを浮かべてくれていたのが印象的でした。温かい雰囲気漂う素敵なフェアとなりました。

●第2回指導者研究会B(ZOOM 研修)【教育研究部 報告】

日時:6月23日(水) 15時15分~ 17時
講師:免田 賢先生 (佛教大学教授)
参加:10 ヵ園 11 名

内容:
「発達障害の疑いのある子どもを持つ親への対応」 
 親が子どもの発達障害を受けとれるまでには段階があり受け取りも色々あること。教師は親の捉え方を知ることや悩みを共有し相談、サポートの形で携わり最終判断は親であることなどご教授いただきました。そのあと、3 ~ 4 人グループに分かれて親、教師役のロールプレイを行いました。
それぞれの役を演じることで伝える難しさや親の思いが感じられ、それぞれの教師の対応が大変学びになったと感想がありました。今回もzoom での研修となりました。

グループに分かれてのzoom でのロールプレイは初めてでしたがスムーズに行われました。
               

●第9回 総会【総務部報告】

日時:6月21日(月)14時半~ 15時半
場所:京都私学会館 地下大会議室

 実出席者(zoomを含む)53 名・委任状出席者29 名 総会

議長にひまわり幼稚園手小会員、議事録署名人に七条幼稚園捨田利会員 清水台幼稚園植村会員が選出。3 件の報告の後、手小議長のもと4 件の議案が審議され、全会一致で承認。