活動報告

●第2回 特別支援教育研究会【教育研究部】

7月1日(水)14:30 ~ 17:00 こどもみらい館 4階・第1研修室で標記研修会が行われ68 ケ園 83 名出席の出席がありました。朝野先生のご講演・ご指導が予定されていましたが先生のご都合でありませんでした。

 前回の研究会最後に参加者が提出したコミュニケーション・ペーパー(「分からないこと質問など」)を西村二朗先生が6項目にまとめ、これまでの朝野先生の講演を基に各々に示唆を与えてくださいました。

 実行委員8名が一つのグループを作り、その中の二名がインシデントを提供し、インシデント・スタディ・デモを行いました。その後、参加者全員が9グループに分かれ、実行委員が行ったことを参考にしながらインシデント・スタディに入りました。日頃の園でのインシデントを共有し、発表したり、質問されたり、状況を説明したりしているうちに、実態が明確になったり、自ずと手立てが見えてきたりします。客観的に事例を見つめ,他者の経験などを聞きながら適切な手立てを探す時間になりました。今年度もイ
ンシデント・スタディの実践的な学びを大切に考えています。

●総会【総 務 部】

 第3 回総会が6月25日14 時半より京都私学会館で行われました。最初に会長より挨拶並びに本年度の経過報告、事務局より会員代表者変更、各部副会長より平成26 年度事業報告がなされた後、議長に葉室幼稚園西谷会員、議事録署名人に浄福寺幼稚園菅原会員、くるみ幼稚園浅井会員を選出の上、議案審議に入った。

 第1 号議案平成26 年度収支決算の件及び監事報告、第2号議案定款及び会員規程の一部変更の件、第3 号議案理事選任の件、第4 号議案監事選任の件、以上の4 件の議案について審議の結果いずれも承認されました。今回の総会では定款の変更に関する議案が含まれており出席会員数について心配しておりましたが会員皆様のご協力により無事総会を終えることができましたことに深く御礼申し上げます。

●第13回 海外研修【教育研究部】

 6 月5 日(金)早朝6 時30 分より八条口バス停に、参加者15 名と在田教育長をはじめ教育委員会の方々、見送りの者が集まり出発式を行いました。関西空港よりフランクフルトを経由してミラノ国際空港に到着。ホテルに入り第13 回の海外視察研修が始まりました。

 6 日は終日ミラノ市内観光で時差ぼけを修正しつつ、研修視察団の交流を深めました。

 翌7 日は「ミラノ国際博覧会」会場に入り、「地球に食料を、生命にエネルギーを」のテーマを5 つのエリアを巡りました。「共存する多様性」をテーマとする日本館ではユネスコの無形文化遺産に認定された「和食」の奥深さに触れることができました。

 8 日午前中は、音楽教育を熱心に行っている「ドレミ ベイビー」保育園を視察し、交流を深めました。午後はミラノからフィレンツェへと高速列車で移動。約2 時間の車窓からの景色を楽しみました。

 9 日午前はフィレンツェ市庁舎を門川市長をはじめとする訪問団とともに、姉妹都市提携50 周年の記念式典に参加。午後からは「キンダーガーテン」幼稚園を視察、見学しこちらでも親しく交流を深めることができました。

 10 日にはウフィッツィ美術館にてルネッサンスの美術に触れ、また市内にある建築などを視察し、歴史を越えて保存されている街並みそのものを視察することができました。

 11 日早朝、名残を惜しみつつ機上の人となり、12 日早朝に帰国しました。

 門川市長に同行させていただいた時間は、たいへん盛りだくさんの充実した時間となり、また、イタリアでの幼児教育と日本の取り組みの違いを肌で感じる研修となりました。

●第1回 特別支援教育研究会【教育研究部】

 6 月3 日( 水)14 時半~ 17 時、69 園79 名(登録75 園85
名)の研究委員、5 名の実行委員の参加を得て第1回特別支援研究会がこどもみらい館第1研修室において行われました。初めに柳原研究担当副会長から特別支援教育の学びを通して良い保育者として成長して欲しいとの激励をいただき、続いて担当理事から今年度の研究方針や役割分担について説明がなされました。

その後、顧問の朝野浩先生(立命館大学教授)から「インシデント・プロセス法とともに」と題し、京私幼協版「個別の保育支援計画」と京都市の就学支援シートの活用についての講演をいただきました。その後、各グループに分かれ自己紹介の後、インシデントを用いた話し合いを行いました。

●第1回 特別支援教育 設置者・園長研修会【総 務 部】

 5月18 日(月)15 時30 分~ 17 時、こどもみらい館・4F・第一研修室で、標記研修会が行われ、76 園72 名の出席がありました。

 冒頭、植村義弘会長から、「4月20 日に平成27・28 年度の認定・対策委員会があり、昨年度から引き続きの委員と新委員を取り混ぜ、新たなスタートとなった」との挨拶がありました。

 次に、山羽副会長より平成27 年度補助金申請について「昨年度より、特に大きく変わった個所はないが、行動記録では、一日の行動を通して、困りの部分に対して、手立てを考えた時に、補助教員が必要であることを具体的に書いてほしい」と説明がありました。

 また、「くれぐれも個人情報なので取扱いに注意し、簡易書留または、持参が望ましい」とお願いされました。

 つづいて、柳原副会長より、個別相談について、「今年も朝野先生に回っていただけることになった。園全体で先生からのアドバイスを共有することが大切である。また、ひと月以内に報告書を一人につき一枚提出してほしい。」と説明がありました。

 ひきつづき、京都市教育委員会総合育成支援課の江川正一先生より「総合育成支援教育の状況
○京都市の総合育成支援教育
○「障がい」にかかわる現在の状況から
○「移行」に焦点を当ててという内容
でご講演していただいた。

●京都市私立幼稚園PTA連合会前期総会並びに第1回全市家庭教育セミナー【振興対策部】

日時:5 月19 日(火) 10 時~正午
場所:ホテルグランヴィア京都 3 F 源氏の間80 ヶ園428 名のご出席をいただきました。第1 部の

総会では、平成26 年度事業報告及び決算報告・監査報告及び平成27 年度の会長・副会長・会計・委員の紹介、顧問・参与の紹介、事業計画(案)・予算(案)、監事選出が行われご承認いただきました。

第2部の全市家庭教育セミナーでは、京都市長門川大作様と「未生流笹岡家元」笹岡隆甫様をパネラー
にお迎えして、平成25 年度PTA連合会会長柴田未知様コーディネーターのもとディスカッションが
行われました。パネラーお二人の幼少期の思い出や自らの子育て奮闘記をユーモア交え、大変楽しくお
話ししていただき、なかなか聞けない貴重でとても参考になる内容となりました。

●第19回 就職説明会【振興対策部】

 5月16 日(土)の午後2時より、京都産業会館5 Fコムスホールにおいて開催されました。同会場では、ブース参加園= 50 園、資料参加=7園、電源必要= 18 園のもと、参加大学数=〔養成~ 13、養成以外~ 16、合計~ 29〕、参加学生数=〔養成~ 204 名、養成校以外~ 32 名、合計~236 名〕の参加がありました(出席カードによる集計)。

 今年度より、年に2回の説明会(あとの一回は10 月24日を予定)を開くことになったため、初回としては例年に比して参加者はかなり減少気味でした。しかし今回は各園ともに私立幼稚園のもつ良さや特徴など、広報的な意味合いと人材確保を主眼としたPR活動に余念がなく、それに関心を深めていただくための見学会的な意味合いが込められておりました。これを弾みとして、秋の説明会時には、新卒学生の私立幼稚園への就職に繋がるようなステップを踏むよい機会になったと思われます。

●京私幼協会と養成大学との連絡協議会【振興対策部】

 4 月23 日(木)16 時―17 時、こどもみらい館において協会からは三役及び振興対策部担当理事の6 名、養成大学からは13 大学19 名の先生方の出席を得て、連絡協議会が催されました。

 まず、植村会長の挨拶に始まり、次いで小林副会長(振興対策部担当)より、
①学生向けポスターチラシの件、
②就職説明会(5 月16 日、10 月24 日)及び幼稚園ガイダンスの件、
③「私立幼稚園見学会・ボランティア募集の情報」の件、
④養成大学との交流懇談会(1 月26 日)の件、
⑤「新規採用教員研修会」依頼の件、
⑥大学附属私立高校の私立幼稚園での保育体験事業」

の件など、盛りだくさんの協議題についての説明とお願いがありました。これを受けて、大学からは、主に就職課又はキャリア―センターの先生方より、大学としての協力態勢や、受け入れ対策などのレスポンスがあり、今年度も双方の情報交換と緊密な協力関係を図っていくことが申し合わされました。

●京都市私立幼稚園PTA 連合会後期総会 並びに第2回全市家庭教育セミナー【振興対策部】

日時:2 月26 日(木) 10 時~ 12 時
場所:ホテルグランヴィア京都 3 F 源氏の間
内容:
83 ヶ園486 名の参加。第1 部では、ラジオDJの山本シュウ様に『子育てを楽しもう!レモンさんのビタミントーク』という演題にてご講演いただきました。子育ては「生きる力」をつけさすことであるといった内容や思春期を迎えた子どもとの接し方などはとても勉強になる内容でした。パワフルで楽しく、笑いあり、涙ありのあっという間の約1時間でした。第2 部総会においては、門川市長様からビデオレターをいただき、その後感謝状の贈呈及び各地区セミナーの報告が行われました。最後になりましたが、お忙しい中多くの皆様にご参加いただきましたことに深く感謝申し上げます。

●第2回 特別支援教育 設置者・園長研修会【総 務 部】

 2月18 日(水)15 時半~ 17 時、こどもみらい館・4F・第一研修室で、72 園76 名の出席のもと行われました。

 冒頭、植村義弘会長から、「今年度D 区分をはずした事で、まだまだ改善の余地はあるが、公平性を保てたのではないかと思う。」との挨拶がありました。

 次に山羽学天副会長より、平成26 年度補助金の申請・交付について、申請人数及び最終決定人数等の報告がありました。また、収支報告書について、書式変更の通知があり、交付決定園については、速やかに提出していただくよう重ねてお願いされました。

引き続きの特別支援教育研究会< B >グループの4年間にわたる研究のすえ、出来上がった、「保育支援計画作成」についての研究発表がありました。
 
「保育支援計画を作成することによって、その時々の的確なてだてを考える事が出来るので、記入していくのは大変ではあるが、実践して良かった。」との発表がありました。